導かれし者たち

ライブの前の前の日。

11月3日(日曜、文化の日)のライブ『みんなのうた』が間近に迫っている。

いままで作ってきた『あなたのうた』をご紹介しながら過ごす三時間。

毎回、依頼してくださったご本人が唄うパートがあるのだけれど、今回は特に多い印象がある。うれしい。

その方の語りからはじまった歌が、ご本人に返って、そのからだを通ったとき、どんなふうに響くのだろう。

その歌を聴いて「なるほど、こういう曲だったのか」と発見することも多いので、今回もとても楽しみだ。

あとは毎回そうだけれど、メンバーがいい。
お休みの日にわざわざ時間をあけて集まってくださる「導かれし者たち」。

ライブは、聴き手とつくるステージだと思っているのだけれど、彼女たちなら、きっと気持ちよく聴いてくれるだろうし、その結果、いい歌が飛び出してきそうな予感がする。ありがたい。

今週、一人また一人と「導かれし者たち」が増えていたのだけれど、今日になって人生の大先輩もお越しいただけることになった。「きっといい時間になる」という期待が高まる。

仕事にせよ、ライブにせよ、僕はあらかじめプログラムをかっちり決めることはしない。その場の雰囲気とか流れに合わせて、唄ったり、語ったり、お菓子を食べたりしながら進めていくからだ。

単に唄って聴かせるだけのライブではないから、そこにいる人の影響が大きい。その意味で「参加予定」欄に並ぶメンバーの素敵が、この日のライブへの自信につながっている。

とりあえず、楽譜と譜面台とギターだけ持って、あとは出たとこ勝負。
それでもきっといい時間になると思う。

ひとり また ひとり
友は あつまるだろう
ひとり また ひとり
ひとり また ひとり
(オフコース『生まれ来る子供たちのために』)

一人また一人と、導かれし友たちが集まる。

彼らとどんな時間が過ごせるのか、たのしみだ。

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澤 祐典
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