第2回Vtuberドラフトに参加した僕がなぜ周央サンゴの1位指名に踏み切ったかという話をします
前回、今年の6月にフォロワーの方に誘われた僕はVtuberドラフトという催しに参加させていただきまして。
これが前回の記事なんですが、ありがたい事に今回も主催である軍曹さんというフォロワーさんからお誘いいただいて参加する事となりました。
ドラフトの楽しさ、面白さというのは前回の記事でも語らせていただいたのですが、やはりゲーム性が非常に高い。今回は11人で開催したのですが、集まった人達で順番に指名していく。その中で絶対に指名したい人、指名したかったけど獲られた人などドラマがその都度生まれるわけです。
加えて参加者によって狙いというかコンセプトも違ってきます。前回の僕は「今自由にVtuberグループを作れるなら誰を入れるか?」というテーマでやらせていただきまして、結果このような指名に。
①月ノ美兎☓→富士葵○
②しぐれうい
③大空スバル
④本間ひまわり
⑤燦鳥ノム
⑥名取さな
⑦赤月ゆに
⑧サラ・リュティ
で今回は前回指名したVtuberは全員指名しないという縛りをした上で、このようなテーマで挑ませていただきました。
・2018年2月時点で現役のVtuberを全員採用できたなら、どんなグループを作るか?
まあまどろっこしい言い方をしましたが要するににじさんじ一期生の再構成ですかね。あの時選ばれた8人は今もみなさん現役で活動していらっしゃって、この間もみんなでライブをやったわけですが、これが違うVtuberだったらどうなっていたかというのをコンセプトにしたわけです。
にじさんじ一期生
という事なので今回は一期生の面子も指名しないという縛りも設けてVtuberドラフトに臨みました。
例えば月ノ美兎があの時にじさんじに入ってなくて他の人だったら?樋口楓、静凛もいなかったら?メンバーが違っていても現在まで続いてそうな、あるいは今よりも超せる可能性を秘めているライバーというのを考えておりまして。
でも月ノ美兎さんの代わりって、正直いないとは思うんですよ。彼女こそ唯一無二の存在であり、個性もそうですがにじさんじに対する忠誠心も他のライバーとは段違い。まさににじさんじのアイコンと言える存在ですよね。
月ノ美兎
彼女の現在の登録者数が80万人くらい。そのぐらいの伸びが期待できて、更に個性があり、カリスマ性も秘めていてリーダーシップもあるVtuber。結構ハードルが高いのですが、僕の中でNEXT月ノ美兎と言える存在を考えた時に真っ先に浮かんできたのがこのライバーさんでした。
1位指名・周央サンゴ
世怜音女学院、通称セレ女という5人組グループの1人として去年にじさんじからデビューしたVtuberさんですね。このセレ女というグループがにじさんじの中では最後のアイドル売り、女性ライバーのみで構成されたグループとしては今のところ最後なんですよ。
原因はいろいろ考えられるのですが、主な理由としては女性Vtuber市場は完全にホロライブ一強状態となっている点。にじさんじの女性Vtuberが本当に伸びなくなっていてですね、最近わりと露骨に男性Vtuber売りにシフトチェンジしているわけですが。
こう言うとなんですが、セレ女ってこの流れに完全に飲み込まれてしまった形になってしまったんですね。デビューして1年くらいは西園チグサさんとかは登録者が順調に増えていってたんですが今回1位指名させていただいた周央さんなどは正直完全に埋もれてしまっていたと。
更に周央さん自身デビュー1年目あたりはあまり個性を出していなかったようで、僕もあまり彼女に対するイメージがなかった。
それが今年に入ってから様相が変わってきまして。
例えばこのアーカイブなのですが。
夏に行われたにじさんじ甲子園あたりの時期に周央さんが行った『Baseball』という野球ゲームの実況配信です。まずなんでこんな古いゲームやるんだよって話なんですが(笑)僕このアーカイブ好きすぎて何回も観ちゃって。
このゲームって正直実況の面白味なんか何もないじゃないですか。パワプロとかでもないですし、選手の名前も出ない。グラフィックも別に良くなくて本当に昔のファミコンゲームって感じなんですよ。
周央さんはこのゲームを使って、「野球を知らない自分が勉強する」というコンセプトを作った上で面白い実況をしてるんです。
この配信を観た時から彼女に対する印象がガラッと変わりまして。この配信だけでなく彼女ってこういう古いゲームの実況をシリーズみたいにして行っている。しかもそれが全部面白い。
月ノさんがデビュー間もない頃にヨーロッパ企画のゲームを実況してバズったじゃないですか。それを彷彿とさせる感じで、周央さんもデビューのタイミングが違ってたらもっと伸びたのではないかと。現在登録者が24万人を超えてますが、まだまだ過小評価されているのではないかとそう感じたわけです。
別に推しではないのですが、もし僕がえにからの社長で周央さんをスカウトできたとしたら間違いなくしてます。という意味で、今回1位指名に踏み切らせていただきました。
・揃えたかったNEXT樋口楓、NEXT静凛
さて、にじさんじといえば月ノさんもそうですがJK組もセットで語られる事が多いですよね。
一期生の月ノ美兎、樋口楓、静凛の3人組からなるユニットはにじさんじのみならずVtuberの黎明期を支えたと言っても過言ではありません。
樋口楓
静凛
今回のドラフトでも参加者の1人であるスト子さんが月ノさんを1位で、静さんを4位で指名しています。樋口さんは指名されませんでしたが前回のドラフトでは8位で指名されていました。
またJK組というのはバランスが非常に良いユニットでありましてですね、月ノさんはタレントとして、樋口さんは歌手として。そして静さんはゲーム実況者としてそれぞれ個性を発揮していらっしゃる。2018年当時はこの個性の別れ方は非常に理想的でありまして、にじさんじがVtuberファンの幅広い層から支持されていたのもこの3人がいたからだと思うんです。
で、ですよ。やはり僕としても今回NEXT樋口楓、NEXT静凛が欲しい。歌とゲームですね。今回は絶対に欲しい3人がいたわけです。
その1人が周央さん。そして2人目がこの方でした。
2位指名・芦澤サキ
RIOT MUSICというグループに所属しているVtuberさんです。
彼女はとにかく歌唱力が凄い。聴いてもらえればわかるんですが、女性なのに男性の歌もちゃんと歌えて迫力も出せるんですよ。
例えばこの『曇天』。アニメ『銀魂』のエンディング曲だった歌なんですが、原曲は男性だけあって結構声が低めであまり女性が歌いやすい曲ではない。
でもこの『曇天』を芦澤さんは見事に迫力を出す事に成功してるんですね。これは素晴らしいと一発で惚れ込んじゃいました。
まあ彼女も推しではないんですけど(笑)個人的には推しじゃない方が冷静に評価できるんで良いですね。
そしてもう1人、NEXT静凛として指名したかったのがこの方。
一ノ瀬うるは
ぶいすぽっ!というゲーム実況専門のVtuberグループに所属している方です。僕ゲーム実況はほとんど観ないので彼女が普段上手いのか下手なのかについてはよくわかってないんですけど、にじさんじの瀬戸美夜子さんと仲が良くてよくコラボしているんですよ。
でそのコラボ観た時に、ちゃんと面白くてカリスマ性もある方だなと感じまして。こういう人が黎明期からいたらかなり勢力図が変わっていたんじゃないかと思って3位指名で検討していたんですが…。
普通に他の参加者さんに獲られてしまいました(笑)
彼女、前回のドラフトでも3位で指名されていたので覚悟はしていたんですが普通に獲られちゃいまして(笑)完全に失敗しましたね。これで僕の理想は一度崩れた形になり、更に他のゲーム実況系Vtuberを指名しようかとも考えたんですけど自分の中であまり良い候補者がいなかった。
ここで発想を転換。JK組再構築の夢は諦めて男性Vtuberを指名しようと考えた。というのもにじさんじは男女混合でわちゃわちゃやるのが魅力の1つであり、今の売りでもある。もし2月時点で優秀な男性Vtuberを入れていたら、もっと男性Vtuberが活躍できる土壌が早く形成されていたのではないかとそう思ったわけです。
それで僕が考えたのは顔の広さ。人脈ですね。更にタレント性が高く企画屋としての能力もある方。そういう人材がにじさんじにいるんですよ。
3位指名・舞元啓介
にじさんじ誕生から半年後、にじさんじSEEDs二期生としてデビューされた舞元啓介さんです。
この人、デビュー当時は悲しいくらい売れなかったんですが(笑)次第にいじられキャラとして能力を発揮。徐々ににじさんじの中心人物的な存在となり企画屋としてもにじさんじ甲子園を成功させた。今年のにじさんじ甲子園で叩き出した同接20万人はおそらくVtuber業界全体でも1位、もしくは上位には確実に入るほどの多さでしたからねえ。
やっぱ場を回せる人ってのはかなり重要で、ある意味月ノさんよりも重宝されている存在。舞元さんを獲得できたのは本当に大きかった。
続いて4位指名なのですが、ちょっとダークホース的な人も指名してみたいなと思い立ちまして。海外勢で注目している人がいたので思い切って4位で指名させていただきました。
4位指名 ソ・ナギ
にじさんじKRという、韓国支部に所属されているVtuberさんですね。最近はアンジュ・カトリーナさんとのコラボでにわかに注目を集めていました。
このにじさんじKRというグループは海外勢なのですがヌン・ボラさんとシン・ユヤさんという方が登録者10万を超えていたんですよ。特にボラさんはかなり人気のある方だったのですが今年2人とも引退してしまいましてですね、今はKRで10万人を超えている方がいない状態。
しかしこのナギさんはひょっとしたら化けるのではないかと。更にコンセプトでもある2018年時点でスカウトしていたらどうなっていたかという点においても、癒やし枠ってわけではないですがちょっと面白い事になってたのではないかと思います。
5位は再び男性の方。
5位指名・加賀美ハヤト
5位という低い順位での指名ですが、Vtuberドラフト参加者の中に女性がいたらおそらく上位で消えていただろう逸材です。この方は非常にリーダーシップが高く、しかも周囲に凄く気を回せる方なんですよ。この人が黎明期にいたらどうなってたかと考えるだけでワクワクしますね。
唯一の不安点としては、舞元さんもそうですが年齢設定が高めってところぐらいかな(笑)剣持刀也さんというにじさんじ二期生で年齢も若い非常に優秀な人材がいたんですが、人気も高いので参加者の1人であるおりみとさんが1位指名。ただ高校生とかの中で自分の中では他に魅力的な人材がいなかったので、少々大人向けの方ではありますが加賀美さんを指名させていただいた次第であります。
6位も男性Vtuberなのですが、性別というよりは個性を重視しての指名になりました。
6位指名・ましろ
一昨年の年末にデビューされた方ですね。ホラー配信を得意とされている方で、1人かくれんぼなど他の人が絶対にやらない事も平気でやる超個性派(笑)
やっぱこういう人がグループの中に1人はいてほしいじゃないですか。トリックスターと言いましょうか、全員が全員同じような感じではグループとしてはあまり波に乗っていかない。以前から次ドラフトする時は指名したいな〜と目を付けていた方でもありまして、今回下位ですが指名させていただく運びとなりました。
7位はちょっとVtuberかどうか賛否分かれそうな方を指名。
7位指名・kson総長
登録者100万人を超えている方ですが、僕がこの方を認知したのは今年の7月以降。
関係ないけどこの方の画像も貼っておきますね。
桐生ココ
桐生さんが引退した少し後のタイミングでkson総長さんを知りまして(笑)まあ全然関係ないんですけども。
ただ桐生さんがホロライブで現役だった時代、個人的にはホロライブに推しがいなかったのですが桐生さんは凄いと思ってたんですよ。あの個性、過激な振る舞い、カリスマ性。どれを取っても一級品であり、ホロライブが海外で人気になったきっかけを作った人でもありました。
ただいろんないざこざがあり引退。非常に惜しいですよね。彼女ほどの人材が2018年時点でいたら確実にほしい。というところで、桐生さんではないんですが物凄く似ているkson総長さんを7位で指名させていただきました(笑)
で、今回のドラフトは8位が最後だったんですが、今回のコンセプトの中で指名したのは7位まで。8位は私欲に走らせていただきました。
8位指名・雨森小夜
本当は指名する気なかったんですが(笑)推しという事もあり指名漏れするのはそれはそれで辛い。最後まで残っていたら獲ろうと思い8位で指名した形ですね。
ただ参加者の1人である長谷川稀叶さんも8位で指名する予定だったようで、なんか悪い事をしてしまったなと(笑)それに本来指名したかった候補も2人ほどいたんですよ。
オリバー・エバンス
夢乃リリス
オリバーさんは今年にじさんじでデビューされた方、夢乃さんはのりプロという犬山たまきさんが運営されているグループにいる方ですね。
オリバーさんは英語が堪能な方で海外勢とよくコラボされていらっしゃいます。海外の人と繋がれるというのは非常に大きな武器なので指名候補として考えておりました。
夢乃さんはのりプロという新進気鋭のグループにおいて登録者10万人を超えているという人気を評価した形ですね。元気な方を入れたかったというのもあります。前回のように10位まで指名可であれば確実に指名してましたね〜。
というところで、纏めると僕の指名結果はこうなりました。
①周央サンゴ
②芦澤サキ
③舞元啓介
④ソ・ナギ
⑤加賀美ハヤト
⑥ましろ
⑦kson総長
⑧雨森小夜
今回はにじさんじを多めに指名しましたが、多分にじさんじ一期生を想定した結果でしょうな。次回があればまた違ったコンセプトでもやりたいです。
ちなみに全体的な結果は軍曹さんがまとめてくださってるので、こちらをご覧ください!
今回も非常に面白いドラフトになりましたね。個人的には参加者の1人である彗星さんが1位2位でがうる・ぐらさんとモリ・カリオペさんを同時獲得してたのが印象に残りました。やりますね〜(笑)
といったところで今回はここらへんで終わりにさせていただきます。前回も書きましたがドラフトって何も用意しなくても遊べるゲームのなので、よかったらこれを読んで興味を持った方は友達やフォロワーさん達とやってみてください!
知らないVtuberを知れたり興味を持つきっかけになったりして良いですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。失礼いたします。
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