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雨森小夜さんへ。

 先週の土曜日、雨森小夜さんのファンにとってとても嬉しいニュースが舞い込んできました。


 待ちに待った瞬間でございました。10万人を達成したのが去年の3月。そこから1年9ヶ月。10月にNIJI ROCK NEXT BEATで3D姿を見せてもらいましたが、3Dお披露目はライバーが主役となって行う配信活動の集大成のような場であり、僕が待ち望んでいた雨森さんの晴れ舞台でありました。

 それから5日間、12月10日が来るのが待ち遠しくて仕方なかった。誰がゲストで来るだろうと予想したり、何歌うのかと考えたり、絶対5万円スーパーチャットしようと決意したり、本当に楽しい数日間でした。

 しかし昨日、にじさんじ公式と雨森さんからそれぞれこのような発表が。



 雨森小夜3Dお披露目、突然の中止。

 この発表がされてから今日まで、何をやっていてもなんだか上の空であります。しかし何より残念だったのは雨森さんご本人でしょう。

「親族の事情」と仰っているので本当に急な事だったのでしょうし、大勢の方が準備を進めている中でキャンセルする形になったのは彼女自身相当辛い決断だったのだろうと思います。

 NIJI ROCK NEXT BEATのMCパートで何よりもまず関わった人達に対してのお礼を述べた雨森さんの事ですから、今回の事を気にしてないわけないんですよね。

 3Dお披露目なんかかなり前から準備なり手配をしているんでしょうし、そういうのをまた一からやらないといけないわけですからもし再度やるにしても半年〜1年くらいはかかってしまうかもしれない。もしかしたらもうやらないのかもしれませんし、今のところはまったくの白紙でしょう。

 ファンとしては本当に辛い。それ以上に雨森さんの事が心配。などなどマイナスな事ばかり考えてしまいますが、別にこんな事を書くために記事にしているわけではありません。

 僕はあえて、こう書きたい。

・雨森さんに感謝を伝える

 雨森さん、いつも楽しい配信をしてくださってありがとうございます。僕があなたに出会ってから3年、本当に楽しい事、感動する事、いろんな事を味わせていただいております。

 プライベートがお忙しいにもかかわらず毎月ボイスドラマを出してくださっている事にも感謝しています。雨森さんが配信できない期間にもあなたの声が聴けるのは本当にありがたいんです。

 2ヶ月前ライブに出演してくれましたね。僕はあなたの姿を見て感動し、泣きました。あなたが3Dの姿で立ってくれているという事実が、忙しい中ライブに出てくれたという心意気が、本当に胸いっぱいになるほど嬉しかった。

 あなたがVtuber雨森小夜としてこの世に存在している事で心が少し救われたり、人生が豊かになった人はたくさんいらっしゃると思います。僕もその1人です。感動的なストーリーがあるわけではありませんが、あの日あなたに出会えた事で人生に楽しみが1つ増えた。本当に感謝しているんです。

 雨森さんが僕に元気をくれた分、僕もあなたに「ありがとう」を送りたい。これは他の雨森ファンの皆様も同じ気持ちなはずです。

 3Dお披露目が半年延びても、1年延びても、永遠に来なくてもいい。もちろん観たいですが、あなたが元気で配信してくださるならこれに勝る喜びはございません。あなたが配信をし、僕らが集まる。そして楽しい時間を過ごす。ファンが望んでいるのはこれだけです。

「推しが生きてるだけで尊い」という言葉もございますが、本当にそう思いますよ。今実感してます。

 あなたに言いたい言葉はつまるところこれだけです。そしてやはり「待ってます」とだけはお伝えしたい。3Dじゃないです。あなたがまたいつもの笑顔で配信してくれるのをです。

 雨森さんならきっとこの逆境も乗り越えられる。僕らファンもついています。またみんなで配信でお会いしましょう。

 最後に、あなたが好きな峯田和伸さんの『もしも君がなくならば』の一節を載せさせていただきます。

もしも君が泣くならば 僕も泣く
もしも君が死ぬならば 僕も死ぬ
もしも君が亡くなれば 僕は亡く
もしも君が叫ぶなら 僕も叫ぶ


 それでは、また。

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