だから私は

こんにちは、ゴトー日。25日の記事です。
毎日仕事に立ち向かってるのにさっぱり終わらなくて途方に暮れてます。皆さんはこの暑い中元気にされていますでしょうか。

私は自宅仕事なので、平日の真昼間やはたまたど深夜にやっている特番なんかはあまり気にしないで見れるのが利点だったりします。いつでも寝れるってのが強みでもあり弱みでもありますね。
そんな中夏といえば甲子園でして、私は高校球児の試合に使われる金属バットの音と地方からみんなで出向いて演奏している吹奏楽の音楽がすごく好きで、野球自体は大体のルールは知っていてもそこまで興味はないんですが、甲子園だけはなんだか見ちゃうんですよね。

私の地元が宮城なので今年は仙台育英が出るんだなあ、なんて去年どうやら優勝していた事すらも覚えてないくらいの熱意ですが、正直仙台育英が勝ったらそりゃ嬉しいけれども負けてもあまり気落ちもしませんし、本当そのくらいの熱量で応援はしていました。まあでも二連覇出来たらすごいねって感じ。
一方、対する慶応は107年ぶり?の優勝を狙っているとの事でそれもまたすごいなあと思うくらいで、慶応の試合はあまり見てこなかったからそんなに知らなかったんですがすごい肌の綺麗な子がいるってのは情報として聞いていて、それが慶応の選手だっていうのは決勝戦当日知りました。
どちらにせよ地元を応援しつつはあるのですが、いい試合が観れるといいなあと思って決勝戦を楽しみにしていた一人でした。

そうして結果としては慶応が勝ちましたけど、それは本当に誇らしい事だと思うしOB・OGの方達も嬉しかったんじゃないのかなと、自分が慶応卒だったらお祭り騒ぎだったかなーなんて思ったりしますけど。
試合をした高校球児達は本当にこのくっそ暑い中頑張ったなと思う一方で、それを覆う大人達がどうにも私は受け入れられなくなってしまって、今年の甲子園の情報は可能な限り触れたくないし聞きたくもないなというネガティブなものに変わってしまいました。

話題に上がっている慶応サイドの応援の仕方ではあるんですけど、まあ自分が慶応側の立場ならきっとその一部としていたのかなと思うし、応援する気持ちも勿論あるからそれに関してはそうかーって感じなんですが。
なんか高校球児同士の戦いというよりかは、慶応が勝つ方が話題になるだろうというムーブ感がメディアの盛り上げ方とかであからさまだなと感じ、代打で出した有名選手の息子とかもそれで勝ったらメディアではこういう取り上げ方するんだろうなーみたいなのが頭に浮かんでしまって、慶応優勝おめでとう!と素直に言いにくい気持ちになっちゃうんですよね。

そして何より、こういう話をしたら自分の地元高校が出てたからそういうヘイト寄りな発想が湧くんでしょう、という風にとられてしまうのもなんかそれもまたおかしいなと思うし。
試合を見てこういう感想を抱いた、っていうのを発信したところで「それは負け惜しみ」「慶応側の応援が素晴らしかった」というののぶつかり合いが始まってしまって、議論をしたいわけでもないし何よりも頑張った選手自体を否定しているわけでもないのに、なんでそんなに噛み付く事になってしまうんだろう?というそういう疑問に繋がってしまう。
先述したようにどちらの高校も掲げている目標は素晴らしいし、応援して然るべきものだと思うから二連覇であっても100何年ぶりの優勝であっても本当にどちらでも良かった。(欲を言えば仙台育英側にもう少し点数入っていてくれたら嬉しかったのは本音としてあるが)

ただ美しいものと自分の中に存在していたものが、周りの環境がべたべた触ってしまった事によってものすごく手垢のついたものに見えてしまい、美しく綺麗なものではあるのだけど付着していたものをまず拭いてからじゃないと、綺麗だね美しいねと思えなくなってしまった現状がなんかとても悲しくもあり、残念だなあと感じてしまった今年の甲子園でした。

ていうかこんなにあっついのにみんな頑張ってたのが何よりすごい事ですよね。個人的に甲子園でナイターみたいになってる回がすごい特別感あって、それもまた面白く感じました。

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