海辺で酒を片手に思う事

こんにちはゴトー日。30日、今月最後の更新です。

先日よく行くお店が主催したBBQに行ってきました。
海辺でBBQって考えてみたら私は行った事がなくて、せいぜい学生時代の頃に親族と海に遊びに行ったくらいで大人になってから海でなんとか、って記憶が…ない。
なので、後片付けとかそういうものを気にしないでいいBBQに行ってみたいなという気持ちと、よく行っているお店というのがビアンバーなのでセクシャリティ的にも価値観的にも近しい人が多く集まっている場に行ってみたいという思いとが、滅多に屋外イベントなんて行かない私を珍しく掻き立ててくれたので行けました。
良くない事とはわかっていても、当日キャンセルをする私も当然のように存在していたので、きちんと会場まで行けたのだからやはり秘めた思いがあるというのは大事なんだなと改めて思った次第。

散々noteで自分はINFJだというタグを引っ提げて記事を書いているので、私は一応それに該当するため人が大勢いすぎるところでは心のアンテナが常にバリバリ張っててめっちゃめちゃ疲れるんです。
そのため、ほぼスタッフ以外が初対面の状況に行くだなんて新手の身投げのようなものではありますが、必ず人と話している時間を作らなくてはいけないというわけでもないので、だったら海辺に行くのもあって疲れたら海水触って遊んでよう…という元気な集まりなのに陰気な前向きさを持って挑みました。

結論からして言うと、どちゃくそ疲れた。
ただ同じセクシャリティであっても色んな人がいるんだなーというのを見れたのが、何よりの収穫だった。飲みに行ったところでそこのお店の営業時間内に偶然居合わせた人しか見れないわけだし、そもそもお店のキャパ的にも限界にもあるのだから本当に限られた人しか無理で。
なのでそういう何時にここに集まってみんなで遊ぼう、ってわーっと集まるのはなんだか童心に戻れたような気持ちになったりしました。
私は私が触れられる範囲で見たり聞いたり想像したりしてこういう人いるかな、こんな人もいるよねなんて頭を働かせる事は出来ても、やはりその想像力には大人になってしまったが故の想像の限界が生じてしまうもの。それは私の無意識的なものだから、その自分の想像外のような人を見かけると「ああこういう人もいるんだな!」となんだか嬉しくなってしまって、そして自分の意識の狭さを残念に思ったりして、ほんっっっとーに帰宅途中倒れるんじゃないかと思うくらい疲弊してましたけど、それは頭の中にもたくさんすぎるほどの刺激があったからだなと改めて実感いたしました。

普段はずっと自宅で仕事をしているので、他者との関わり合いだなんて宅配便を受け取ったりする時か、月に一度くらいの買い物に出る時程度のものなので、そういう人たちはオフィシャルの状態で自分と接してくれているわけだし、オフ状態の人と会うというのは滅多にない機会でした。
多少お世辞ではあるんでしょうけど褒められたのも私にとっては自己肯定感を上げるものとして、とてもありがたかったです。穏やかな天気ではありませんでしたが海辺に行って大きい鳥を見て、近くの野原を犬が走ってるのを見て、遠くの方できゃいきゃいと楽しんでいる参加者を見て、リフレッシュにもなったと思いました。

海辺というか砂浜を歩くのが非常に大変で、そんな事すら忘れてしまっているのがなんかおかしいなと感じた今月のイベントでした。

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