兵庫県知事選挙レポート
皆さんお疲れ様です。
まず初めに、兵庫県知事選挙が始まるきっかけとなり、兵庫県知事の不正を告発し自死された2名の西播磨県民局長と兵庫県職員の方にお悔やみを申し上げます。
ことの発端は、ざっくりとですが、斉藤元彦兵庫県知事の「パワハラ問題」や視察先での「おねだり」オリックス優勝パレードでの「キックバック」等の不正を、今年の3月12日に西播磨県民局長が告発し、同27日に告発文章は「誹謗中傷」にあたるとして局長を解雇。
この事から県民や県議に不信感が広がり、6月に兵庫県としては51年ぶりに「百条委員会」が開かれ、斉藤知事のパワハラ内容等が次々明るみになり、西播磨県民局長を証人として呼ぼうとした7月に自ら命を経ったとのことだ。
その後に百条委員会の奥谷委員長の元に遺族から県民局長の「死をもって抗議する」と声が収録されたデータが送られたとのこと。
特に問題となったのは、知事の不正を告発した人は本来「公益通報者保護法」によって通報者の保護が担保されるのだが、斉藤知事は犯人探しを行い、無くなった県民局長に対してのガサ入れやパソコンを押収するなど強引な調査方法が問題視されている。
問題のパワハラについても「業務上必要な指導や厳しい指導はしたことある」に留めた
百条委員会途中で斉藤元彦兵庫県知事への「不信任決議」が行われ全会一致で可決され、斉藤知事は辞職しその時の会見では涙ながらに「支援者たちに申し訳ない」と言い選挙に立候補する姿勢を見せた。
そして、今回文字通りの「出直し選挙」が行われ、立候補者数は過去最多の7人となった。
今回筆者は選挙の最終盤である最後の3日と呼ばれる14日に筆者の地元である兵庫県に向かった。
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