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第3回定例会が開会 補正予算審議

 江東区議会の第3回定例会が19日、開会し計170億円の補正予算案が提出された。今後適正かどうかの審議が行われる。昨年度の決算に関する特別委員会も開かれる。大久保朋果区長は「迅速に社会情勢をとらえ、さらなる補正予算を編成した」と述べた。主な補正予算の中身をまとめた。
【子育て・教育】
 こども食堂の支援をさらに拡充。区と子ども食堂の連携を強化で子どもや家庭の支援を行っていく。また、低所得者世帯などの一時預かり事業の負担軽減策を実施することで家庭を応援していく。
 働く人たちへの支援も充実させる。保育士らへのキャリアップ支援や、認証保育所への運営費などの補助も実施していく。   
 【防災・まちづくり】
 昨今の災害の状況を鑑み、1日分だった避難所の備蓄食料を4年かけて段階的に2日分に増やす。まちづくりでは、これまで城東地区に設置されていなかったドッグランを旧中川水辺公園に整備する。新たなコミュニティの形成や飼い主のマナー向上を図っていく。    
 【産業・生活】
 パリ五輪・パラリンピックメダリストで江東区ゆかりの選手に関するパネル展を開催する。区民を対象に夢の島スケートボードパークを1か月間無料開放し、来場者にステッカーも配布する。   
 【健康・福祉】
 区内在住の70歳以上の方を対象に使える江東区ふれあい入浴券について、公衆浴場の値上げ分に伴う負担を区が補助する。またこれまで外されていた介護従事者の住宅支援を強化する。
【DX】
 行政手続きのオンライン化に向け、課題を整理する。現状のプロセスを見直し、オンライン化による業務改革を行なうための調査などを実施する。

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