新江東区長はどんな人?
大久保朋果氏(52)の立候補表明は選挙告示の約2週間前。政治経験がなく「最初は選挙のことは右も左も分からない状態だった」(陣営関係者)。だが、別の関係者は「たどたどしかった演説も活動をこなすごとに別人のようにうまくなった。貫禄も出てきた」と評す。
東京都出身で、約30年都庁職員として過ごした。福祉と政策部門のキャリアが長く最後は都企画局政策担当部長も務めた。政治を志したのは「大学4年生の長女から若い世代が子どもを産みたいと思える世の中じゃない」と言われたこと。子育て支援が進む街づくりを目指す。また義父母の介護経験から「高齢者になっても安心して暮らせる街」も作りたいという。
夫と子ども2女、愛犬がいる。知人によると「大のお酒好き」という一面も。今回表立って大久保氏を応援したのは、自民や公明などの区議25人以上。区議会の定数(44)の過半数を超えており、安定した運営も期待される。
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