コーヒーが残す余韻の心地よさ
2024年の食のトレンドキーワードは「うま濃い余韻」。この言葉、どこか心に響きますよね。「余韻」という言葉が持つ魅力は、単なる味覚の体験を超え、その後に残る香りや記憶、感覚までも包み込んでいるところにあるのではないでしょうか。
コーヒーは「うま味」という概念からは少し遠いかもしれませんが、「余韻」を語るにはぴったりの飲み物です。一口飲んだ後に広がる豊かな香り。舌に残るほろ苦さ。そして、その後に訪れる静かな心地よさ。NINOVAL COFFEE(ニノーバルコーヒー)の直焙煎コーヒーは、まさにこの「余韻」が特に際立っています。濃厚な香ばしさがありながら、後味は驚くほどすっきり。その絶妙なバランスこそ、私たちが目指しているコーヒーの醍醐味です。
この味わいを実現するために欠かせないのが、豆へのこだわりです。コーヒー豆には美味しいものとそうでないものがあります。美味しくない豆には、虫食い豆や未熟豆、熟しすぎた豆、そして時にはカビが生えたものまで含まれます。その量は、多い時で全体の3割にもなることがあります。農園で選別される場合もありますが、それでも完全に取り除くことは難しいのが現実です。こうした豆が混ざると、雑味や嫌な後味を引き起こし、コーヒーの余韻を損ねてしまいます。
NINOVAL COFFEEでは、お客様に「後味の良さ」をしっかりと感じていただくために、焙煎前と焙煎後の2回、丁寧に手作業でピッキングを行っています。すべては、選び抜かれた美味しい豆だけで一杯のコーヒーを仕上げるため。胸焼けするようなコーヒーではなく、すっきりとした余韻を楽しんでいただきたい。その思いが、一粒一粒の選別作業に込められています。
そんな「余韻」を楽しむひとときに、季節限定のスイーツを組み合わせるのはいかがでしょう?たとえば、今登場している「ティラミスとナッツのパンケーキ」。濃厚なマスカルポーネクリームがたっぷりのパンケーキに、香ばしいナッツがアクセントとなり、冬の味覚を存分に楽しめます。このパンケーキを味わった後に、当店自慢のコーヒーを一口飲むと、甘さとほろ苦さが絶妙に重なり合い、さらに心地よい余韻が広がります。
2024年も残りわずか。慌ただしい年末の合間に、ひとときの「余韻」を楽しむ時間をつくってみませんか?ぜひNINOVAL COFFEEで、一杯の特別なコーヒーとともに、心に残る時間をお過ごしください。