【ご報告】AI活用SNSキャンペーン「#AIチャレンジ」vol.1 レポート&10日間のハイライト
初めまして、佐藤にのと申します。
2024年5月23日(木)~6月1日(土)の10日間、AIに興味を持っている方が毎日異なるお題に挑戦し、AIの魅力や可能性に触れられるAI活用SNSキャンペーン「#AIチャレンジ」をX上で行いました。
この記事は、チャレンジ期間を振り返りながら、実施報告を含めた総まとめとなっています。宜しければご覧ください。
結果報告
このご報告を作成するにあたっては、生データを整理してChatGPTにアップロードしたうえでデータを分析しています。
データ分析やアイデア出しのサポートなどでAIを利活用している箇所には、この記事内に貼り付けている画像右上に「AI活用」マークを入れています。
10日間の各日集計
まずは10日間の各日集計です。総ポスト数414、総インプレッション数364,666、参加者数40名、通し参加者数21名となりました。
今回の成果/成果率
本企画では、CV(成果目標)を「総ポスト数」にしていました。
総ポスト数が414件、総インプレッション数が364,666だったため、CVR(成果率)としては0.11%となりました(総ポスト数÷総インプレッション数=成果率)。
この成果率は「③実際の投稿が行われた行動実行率」とみなすこともできます。
CVR以外では、企画や投稿に対するユーザーの愛着&応援度を「①総インプレッション数に対するエンゲージメント率」で測りました。ここは1.00%でした。
また自分の投稿のアナリティクスで確認できる項目に「詳細」があります。
これは投稿の続きを読むためにタップ/クリックされた数で、「②興味をもって詳細を見た人率」とみなすことができます。佐藤の本企画関連投稿をすべて集計したところ、平均0.38%でした。
成果/成果率について数字的な面だけでいうと、いずれの項目でも一般的なSNS施策での平均値を下回って着地しています。
最も盛り上がった日TOP3
”高いインプレッション数/高いエンゲージメント率のバランスが良いもの”の観点から、盛り上がった日と、あまり盛り上がらなかったといえる日をChatGPTで選定しました。
総じてUGC(ほかのユーザーを巻き込む形の投稿)はインプレッションが伸びやすい傾向ですが、本企画でも同様の流れが見られました。
また投稿にはクリエイティブ作品(音楽>画像>動画)を付けたほうが、見た人から応援される傾向が高いようです。
あまり盛り上がらなかった日TOP3
なお本報告で使用している分析結果は、参加者様の投稿内容や作品内容の質を判断するものではなく、あくまで数字面だけをピックアップし、そこから推察できるところをご報告するものです。
”高いインプレッション数/高いエンゲージメント率のバランスが良いもの”の観点だけでいうと、あまり盛り上がらなかったといえる日もありました。
ただし1日目のエンゲージメント率は全期間中1位でした。これは企画がスタートした際のご祝儀ユーザーアクションが含まれることと、初日の期待感が高かったことの表れとみています。
告知ポストの分析結果
企画の告知投稿のアナリティクス(上記画像の右半分)についてもご紹介します。ここから得られる数値をもとに、以下を算出しました。
上記のうち①②は、一般的なSNS施策の平均値を上回りました。これは企画の独自性に対して、多くのユーザーの興味関心を引けた結果だと考えています。
一方で、投稿外(note等)への推移率は平均以下の結果となったため、今後は導線設計にさらなる工夫が必要だと考えています。
まとめ
あくまで数字的な物言いが主となり恐縮ですが、今回は専門テーマであったため、一般的なSNSユーザーと比較すると関心層が限定的だったと感じています。
その結果、主にエンゲージメント率が一般的な平均値を下回りましたが、とはいえ期間中一定のエンゲージメント率をキープできたのは、見た人の興味関心が高かったことの表れだと考えています。
ただしインセンティブ施策の平均CVRが0.3%~5%程度といわれる中で、インセンティブなしにも拘わらず、自発的に参加してくださった方が0.11%もいたことは素晴らしく、皆様と企画をご一緒できたことに心からお礼申し上げます…!
一方で「CVR:0.11%」は施策としては目標値の1/10程度…。つまり数字的な目標は未達なので、次回以降、CVR向上のための各種取り組みを行いたいと考えています。
次回以降の取り組み予定
vol.2以降に行うべき取り組みでは、「優先順位1:チャレンジ開始前の設計」「優先順位2:チャレンジ実施中の運用」の改善だと考えています。
なお今後もし協賛やスポンサーをいただいたときはインセンティブ付与を企画に盛り込み、ご参加者様に還元する仕組みも考えたいと思っています。
所感
本企画では、皆様のAIに対する興味関心をさらに喚起し、AIを実際に体験する機会を提供できたという点で良き結果を残せたのでは… と感じています。
またご参加者さまからは、AIの可能性と課題への理解が深まったことなどを各投稿でいただくことができました。
この成果を一過性のものに終わらせることなく、AIカルチャーの醸成や拡大に貢献するために中長期的につなげていきたいと思っています!
10日間のハイライト投稿
「#AIチャレンジ」では毎日異なるテーマに挑戦しました。この期間の振り返りとして、各日のハイライト投稿をご紹介します。
1日目:AIに興味を持ったきっかけ(合計55投稿)
2日目:これまで使ったツール(合計59投稿)
3日目:AIで画像を作る(合計49投稿)
4日目:好きなAIツール3つ(合計41投稿)
5日目:AIで音楽を作る(合計46投稿)
6日目:初めてのツールを使う(合計30投稿)
7日目:AIで動画を作る(合計20投稿)
8日目:おすすめAI有識者(合計28投稿)
9日目:AIを使って学んだこと(合計28投稿)
10日目:あなたにとってAIとは(合計36投稿)
お礼のことば
10日間にわたる「#AIチャレンジ」にご参加いただいた皆さま、反応してくださった方や見てくださった方々、本当にありがとうございました!
皆様のアウトプットや取り組み、そして前向きな姿勢が企画を成功に導く原動力となりました。新しい知識や技術を学び、共有してくださったことに心から感謝申し上げます。
これからもAIの可能性を広げるべく、さまざまな挑戦をご一緒できればと思います。皆様のご支援とご参加に改めて感謝いたします。
また次回のチャレンジでお会いできることを楽しみにしております!
次回の「#AIチャレンジ」
2024年6月中旬スタートで予定しています。決定次第お知らせしますので、こちらより佐藤をフォローしてお待ち頂けると嬉しいです!
お願い
今後、AIに関連するWebキャンペーンや企画があるとしたら、本報告の数値が一定の指標や基準になれるのではないかと考えています。
AIカルチャー拡大に貢献できるのであれば、本報告内データをお使いいただくことは喜びですので、ぜひ活用して頂ければと思います…!
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