何故、短期より長期の方が金利が低いのか 〜米国国債金利〜
米国FRBは、11月のFOMC(連邦公開委員会)おいて、0.75%の利上げを決め、短期金利は4%に上がりました。
FOMCとは:連邦公開市場委員会(れんぽうこうかいしじょういいんかい、英語: Federal Open Market Committee; FOMC[1])とは、アメリカ合衆国の金融政策の一つである公開市場操作(国債買いオペなどを通じて金融機関の資金需給を調節すること)の方針を決定する委員会のこと。年7回開催されます。
すでに、10月の株価には織り込み済みで、波乱はありませんでした。
現在、米国債3年4.582%、10年4.128%。
米国ドルは、世界の基軸通貨ですから、世界金融に大きな影響を及ぼします。
次の12月の利上げについては、0.5%を示唆しており、市場は利上げ抑制として好感しています。
市場の関心は、2023年のピーク金利が何%になるかに移りました。
4.5%から5.5%までの幅でしょう。
FOMCは、2022年3月からの合計で、3.75ポイントの利上げを決めまし
た。
過去、1回が0.25%だった実績の、3倍の速度です。
FRBのインフレへの危機意識が高いことが分かります。
10年間で見ても、異常な物価上昇(10月8.2%)となっている。
では、何故、短期より長期の方が、金利が低いのか。
普通ならば、短期金利4.582%なら、長期金利は6%以上です。
イールドカーブは、金融引き締め時には、逆イールドが多いとされています。
つまり、市場の投資家が、「長期ではインフレ率は下がって、FRBは景気悪化を懸念し、利下げ方向に転じる」と見ていることを示します。
イールドカーブとは:債券の利回り(金利)と償還期間との相関性を示したグラフで、横軸に償還までの期間、縦軸に利回りを用いた曲線グラフのこと。利回り曲線ともいい、金利の期間構造を表し、債券投資で重要視される指標のひとつです。右上がり(償還までの期間が長いほど利回りが高い)のときを順イールド、右下がり(償還までの期間が短いほど利回りが高い)のときを逆イールドといいいます。(引用)
短期金利はFRBの誘導によって決まりますが、長期金利は、市場の長期国債の売買で決まります。
FRBのインフレへの見方と、株価と国債価格の下落を嫌う市場の見方が、反しています。
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