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日本が30年間(経済的に)没落した真の理由 〜生産性の向上で復活を〜

日本が、世界で唯一所得が、30年間上がらなかったのは、日本だけであるというのは、GDP成長率からも分かる事です。

1995年〜2015年の成長率も、世界で唯一「−20%」で、ダントツに最下位です。

その原因は、さまざまなアナリストや経済評論家が論を張っていますが、私は、一つだけ要因を挙げろ言われると、「日本は、労働生産性が低い」という事だと考えます。

労働生産性の計算は、次の通りです。

この労働生産性を、国際比較(ランキング)が2021年で27位↓になります。

さらに、世界一豊かな米国と比較してみます。

圧倒的に低い、40ポイント以上の差があります。

私は、長年に渡り毎年渡米し米国のリテイル産業(現場)をウオッチしてまいりました。

私は、米国視察では、有名なところでは、ニトリ・サイゼリア・西松屋・しまむら・吉野家・ダイナムなどの経営者と同行し交流してきました。

米国の生産性の高さに学んだ企業は、日本で実現化し業界のトップ企業となっています。

それらの成功企業に共通することは、何といっても「労働生産性の高さ」でしょう。

素人的に表現すると、「店内に従業員がいない」ということを強く感じるお店であるはずです。

例えば、サイゼリアでは、厨房に包丁がありません。

当時のレストラン事業の常識を覆したのです。

自社工場での加工済みの食品を、店舗に運ぶからです。

ユニクロが管理職の収入を最大40%増の大幅に上げたのも、元々生産性が高いからです。

生産性の高い企業は、安くていいモノを提供出来ます。

日本の最も得意分野の製造業も、トヨタや精密機械メーカーなどはその代表でしょう。

蛇足ですが、サイゼリアの創業者やユニクロの元副社長との直接の交流(学び)もあるので、(裏側も)良く分かります。

流通・サービス業での「労働生産性の向上の技術」は、数え切れないほど情報を持っていますが、ここでは主題ではないので。

つまり、米国が世界一の「豊かな」国になり、一方日本が30年間経済的に没落してしまったのは、「労働生産性」が上がるどころか、下がっているからです。

では、日本に明るい未来はないのかというと、悲観的には考えていません。

2025年以降本格化するであろう、AI革命とロボットと量子技術が、日本の生産性向上の鍵となると確信しています。

AIとロボットは、労働を奪うものではなくて、生産性を飛躍的に向上させる道具としては、真にあらゆる産業分野を大転換させるものです。

量子技術については、研究が始まったばかりですが、エネルギー問題や飛躍的な産業革命(イギリスの産業革命以来)の手段となるでしょう。(詳細は、自らもっと学んで投稿出来たらと思っています。)

最後に・・・もう一度、日本が復活するには、重大な条件が必要です。

それは、世界に稀に見る(世界24カ国を200回以上旅した結論)優れた国民である、日本人の「勤勉さ・優秀さ」を生かすには、現在の政治(官僚も)が大転換することです。

時代の大きな転換期には、これまでの30年間、日本を没落させた、真犯人の世襲議員(おぼっちゃま)や利権議員(売国奴)では、全く役に立ちません。

日本を、崇高な理念や政治哲学で導き、歴史的転換点における100年先のビジョンを描ける、本物の政治家が必要になるのです。

追伸 誤解なきように・・・政治家は悪くありません。民主主義ですから、その政治家を選んだ「国民の問題」です。

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