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”線状降水帯”は、太古の昔からある 〜煽り続ける天気予報〜
近年の天気予報でよく出てくる「線状降水帯」について。
線状降水帯とは何か :次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、長さ50~300km程度、幅20~50km程度の線状に伸びる強い降水域を線状降水帯といいます。
線状降水帯は、太古の昔の縄文時代にも起こりました。
すべての激しい雨は、ほとんど、日本では線状降水帯です。
この図の通り、南風により、日本では、ほとんどの場合、線状降水帯になります。
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太古の昔からある、線状降水帯への対策として、日本の治水事業は世界と比較しても飛び抜けて発展し優れています。
治水事業にも日本の優れた土木技術は生かされているのです。
治水工事は、歴史的には3世紀から行われているようです。↓
記録に残されている最も古い我が国の治水事業は、淀川のまんだづつみ茨田堤が築造された3世紀頃までさかのぼるといわれているが、これ以前においても灌漑のための溜池や河川から用水を引く工事や、湿地開発のための排水工事等は行われていた。
非常に災害の多い日本だからこそ、災害対策は進歩してきた。
「観測史上最大の降雨」も良く耳にするフレーズです。
48年前のアメダス設置から始まった、最近のことを”観測史上”と言っているのです。
そのことについては、過去の投稿を参考にして下さい。↓
そして、近年の日本の天気の大きな特徴として、日本での台風の発生数は、年々減少しています。
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台風の数が少なくなると、何故か天気予報では、日本からは遥か離れた(他国の)台風までもニュースにします。
その訳は、日本では台風が少なくなったため、視聴率を稼ぐ手段として、恐怖を煽る目的で他国の台風まで大きな話題としているのです。
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