「真の幸福」は、恋愛&結婚にある 〜人生の恩と感謝とは〜
この人を幸福にしたいという気持ちが、「真の幸福」をもたらすのです。
自分の幸福が先にあると考えるのは、理屈としておかしい。
自分の幸福というのは、所詮自己満足に過ぎません。
幸福を、「嬉しい」「楽しい」気持ちに置き換えてみます。
「嬉しい」「楽しい」という気持ちは、どんな時に生まれるのか。
・褒められた
・自分の希望が叶えられた
・愛されている
・収入が上がった
・仕事が上手くいった
・自分の考えを理解してもらえた
などでしょう。
その「嬉しい」「楽しい」という気持ちは、どこ(誰から)から生じるのか。
・仕事が上手くいった
=他人の承認から
・褒められた
=もちろん、他人から
・自分の希望が叶えられた
=社会が認めてくれたことから
・愛されている
=この場合、恋人や夫・妻から
・収入が上がった
=会社から
・仕事が上手くいった
=会社の仲間の支えから
・自分の考えを理解してもらえた
=他人の努力から
つまり、あなたの「喜び・楽しみ」は、他人がいて成立しているのです。
その状態を長期間に渡り継続させるには、次の段階が特に重要になります。
自らが、「他人に”喜び”を与え、”楽しさ”を感じてもらう」ことです。
それが、他人や社会への「恩返し」であり、「感謝の気持ち」の表現です。
恩返しをしないと、自分の「真の幸福」は訪れません。
自らの喜びを、他人にも感じてもらうことです。
その究極の形が、恋愛や結婚なのです。
出会うまでは、他人だった人(恋人・夫婦)を「幸福にしたい」という強い気持ちが、恋愛や結婚の原点です。
「自分だけが」ワクワクするような幸福感があればいいというのは、現実には成立しません。
恋愛や結婚しない限り、世界にひとつしか存在しない、(一対一の)この真摯な思いは成就しません。
「好き」「愛してる」相手がいるからこそ、成立するのです。
ビジネスでの出会いや友達の関係では、全て損得勘定が働きます。
「本当の友達は違う」なんて思うのも見当違いです。
どんなに親しい友人でも、あなたの人生を守り、背負ってくれることはいないからです。
何よりも、ビジネスと友達は、複数の対象者が存在し唯一ではありません。
「結婚」(事実婚でもいいでしょう)は、何があろうとも支えてくれる、365日寄り添ってくれる、人生に責任をもってくれる、のですからビジネスや友人関係とは全く違います。
(血縁の親子の関係は、元々は(他人同士の)結婚から生まれているものです)
「他人の人生を幸福にしよう」とする行為は、最も、人を大きく成長させ、かけがえのない人生の「喜び」や「楽しみ」を与えてくれます。
結婚や恋愛で、人生を共に過ごすには、自らの人生をかける”覚悟”と”情熱”が必要です。
「愛してる」という感情は、「この人を幸福にしたい」という強い思いから生まれ、深まり、長い年月をかけて、大きく育っていくのです。
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