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”尊敬する方”に付き合っていただく極意

自分の実力がどれぐらいかということを測るのは、社会に出ると難しい。

学生時代のように、成績(点数化)をつけないからです。

サラリーマンなら、会社からの評価があるので、ある程度、自分の能力は他人との比較として分かる。

経営者、フリーランス、団体のリーダーというのは、評価者はいない。

事業ならば、売上、利益、株価が市場からの評価です。

日本の99.7%は、中小企業です。

そもそも、経営者は誰でもなれる。

法務局にゆけば誰でも会社を設立出来ます。

今日の主題は、創業者、ベンチャー起業家、中小企業経営者、フリーランス(自営業者)にとっての、最も大切な学び方です。

ビジネスにおいて、「誰と付き合うか」は非常に重要です。

「自分より明らかに能力がある人と付き合っているかどうか」です。

学生時代の友人、近所付き合い、家族ぐるみの付き合いなどとは関係ない話です。

「自分より能力がある」というのは、ビジネスの世界では、売上、利益、株価などが客観的な基準です。

例えば、売上なら、1億円の時には10億円の売り上げと付き合え、10億円の時には、100億円の売り上げと付き合え、100億円なら1,000億円と付き合え・・・・という感じです。

この説は、逆で考えると分かるように、成長している企業の10億円(売上)の経営者は、1億円の経営者とは付き合いたくないという理屈にもなります。

では、どうやって付き合ってもらえるのか。

そのためには、2つの重要な視点があります。

①夢やロマンを語れること

②「付き合いたい方」を本気にさせること

です。

①「夢やロマンを語る」とは

”夢やロマンを語る”とは、ズバリ、崇高な理念に基づいて、企業規模を大きくする志があることです。

企業規模が大きくなるというのは、世の中の”役に立っている”ことが拡大することで、社会をより良く変える力にもなるということです。

社会貢献的尺度ならば、顧客数を増やす、会員数を増やすことです。

既に、大きな規模を実現している成功者(付き合いたい相手)に、夢やロマンを自慢げに話しても効果はありません。

自らの信念として、365日思い続けることです。

そして、現実に日々実践することです。

例えば、ゼロから起業するならば、最低5年は休みなく働くことです。

5年と言うのは意味が深く、5年無休で働くと、仕事が楽しくなって、ずっとその後も休みなく働き続ける体質になります。

そうした行動は、大きな規模の「付き合いたい相手」に伝わるものです。

「こいつは、夢やロマンを実現出来る」と感じてくれるからです。

絶対に、「こいつダメだなあ」と思われるのは。

「自分の夢はベンツに乗ることです」「タワーマンションに住むことです」「年収を1億にしたい」なんて言う、自分のカネ儲けしか頭にないならば、尊敬するような経営者は、絶対に付き合ってくれません。

②「付き合いたい方を本気にさせること」とは

最も大切なことは、そのお付き合いして欲しい経営者・専門家に出会うと、その方の話を聞く際にメモを取ることです。

”箇条書き”などはダメです。

話す内容を全て書きとることです。

本気で学ぼうとするならば、そうした具体的な行動が相手に深く伝わります。

卑近な例ですが、私が新卒の頃、何人かの世界最高の経営戦略コンサルタントから陶酔を受け徹底的に教え込まれたことは、メモを取ることでした。

あるチェーンストア系の超一流のコンサルタントは、私が個人相談に行き、メモをとり続けていると、側に寄ってきて私のメモを覗き込み。

「お前はすごいなあ、こんなにメモをとる経営者はいない」と感心して頂きました。

あるいは、敬服する、別の超一流のコンサルタントも、「相手(顧客)の話した内容をそのままメモをとれ、箇条書きではダメだ」「録音でもダメだ」と教えて頂きました。

面談後、そのメモを全てそのまま清書します。

何十ページに渡るメモを書き直すことで、顧客が何を望んでいるのか、何を伝えようとしているの本質が分かるのです。

こうしてメモをとると、相手の顔を見る余裕はありません。

下を向いたままですが、手は動き続けるのです。

この方法を何十年もやり続けて気づくことは、超一流の方(経営者や賢者)の話すことを全て理解する事は”非常に難しい”と言う事です。

そもそも、本当に理解出来るならば、「あなたは、既に超一流」と言う事になります。

こうした事は、能力のない人には、「些細なこと」に思えるでしょうが、全身全霊で学ぶとは、そう言う事です。

その時間を1秒たりとも無駄にしない、一言一句忘れないと言う具体的な行動です。

その行動が、(その時には)見上げるような超一流の経営者・コンサルタントとの付き合い方として、相手を本気にさせる極意です。

おそらく、あと100年以上、AIが進化しようとも、この真理は変わらないでしょう。

”学ぶ”とは、”慣れる”ことです。

一度聞いて理解出来るなら、あなたの学校の成績もよかったはずです。

東大にも行けたでしょう。

一流の方の話は、(同じ話を)何度も何度も聞き続けることでしか、自分のものになる事はない。

そうした不断の努力が出来る起業家でなくては、夢やロマンの実現はない、つまり、企業を思い描く通りに”成長”させることは出来ないのです。

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