米国債金利5%は”下落リスク”が高まっている 〜逆イールドの不況〜
金利が高いと下落リスクが高い。
投資の原理原則です。
ドル国債の1年債の金利は5%。
スイス国債の1年債は1.1%。
ドル国債はスイス国債より下落リスクが高い。
発行額面に対する金利÷市場価格が利回りです。
スイスは1年債が1.1%、3年債以上は0.66%で、逆イールドです。
これは1年後の2025年、2年後の2026年の不況を示すものです。
米セントルイス連銀、米国国債10年と2年の、10年間のイールドを見ても異常な状態であると分かります。
2020年のグレーの部分はコロナショックを表します。
当方は、スイスフランを投資ポートフォリオに組み入れることをコロナ前から特に推奨していますが、下図(5年間)の通りの実績です。
5年前から162%上昇しています。
ところで、ウオーレンバフェットが7月17日〜19日バンク・オブ・アメリカの株式約15億ドル(2,400億円)を売却しました。
ウオーレンバフェットは、なおBofA株9億9800万株強を保有する大株主であり、その評価額は420億ドルを超えている。
米国の金利の上昇により国債のリスクが高まり、商業不動産の昨年からの下落に続き住宅価格も下落も始まっており、大手銀行のリスクが高まっています。
将来の銀行危機を想定して”現金化”しているとも解釈出来ます。
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