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【正刊】 「金融危機」で、未曾有の大不況となる 〜2025年の金融・投資予測〜
はじめに
金融と投資を学ぶために、現在最も大切なことは、「金融危機が、何故起こるのか」を科学的に理解することです。
「金融危機」から、世界と日本の金融の仕組みと本質が見えてきます。
例えば、株価が上がり続けることは、(投資の上では)メリットと言えます。
一方、デメリットである最大のリスクは、株や債権が大暴落する金融危機です。
つまり、デメリット(最大リスク)から、金融と投資を学ぶことこそ、資産を増やすための、最も大切な視点となります。
例えば、野球は、10打席で7回の失敗(空振り・凡打)ならば、一流の3割打者となれます。
10打席で8回失敗すると、平凡な2割打者です。
つまり、リスクを理解して、失敗を最小に出来るならば、成功の確率は飛躍的に上がり、”一流”あるいは”成功者”になれるということです。
一流の経営者がよく口にする「失敗から学ぶ」というのは、8回の失敗を7回にする能力があることを意味します。
スポーツ選手ならば、平常心を養う「心理状態」、強靭な肉体を作る「健康維持」、絶え間ないトレーニングによる「技術向上」に日々精進することで成功の確率を高めるのです。
”投資ポートフォリオ”というのは、総合的に大きな利益を生み、失敗の確率を少なくするための成功術です。
この定期購読マガジンの金融面での目的の一つは、今後必ず起こるであろう「金融危機で、資産を増やす」ことです。
しかしながら、金融危機(日時)を予測することは、一流のアナリストや専門家であっても不可能です。
そこで必要な考え方は、最大のリスクの本質を学び、金融のリテラシー(知識)を向上させることです。
金融危機が起こる仕組みを学べば、そのための準備ができます。
とは言え、難しい言葉、難しい理論、英語の多用は極力控えます。
飛行機に乗るのに、飛行機(鉄の塊)がなぜ飛ぶのかという、物理学・航空工学を学ぶ必要はないのと同じことです。
身近なお金の話だから、特別に専門的に深く知ってないといけないということもありません。
簡単で、表面的な現象や事実やシステムを理解することで、十分に金融の理解は出来ます。
つまり、「お金持ち」になる為には、パイロットや整備士になる必要はなくて、賢い乗客になるのです。
乗客としてのリテラシーを身につけることです。
この飛行機は、安全か、航空会社は信頼出来るか、CAのサービスは良いか、価格は安いか、シートは快適か、などを詳しく知ることです。
金融のプロとして、深い知識を持たなければ、理解できないと言うことはありません。
そもそも金融・経済学というのは、学問ではありません。
投資家の強欲と心理に基づく仕組みに過ぎません。
本書では、事実に基づくために、世界と日本の金融の現状を、科学的に解説いたします。
科学的と言うのは、現状を数字(+グラフ)と論理で構成するということです。
世界の金融は、時事刻々変化していますので、枝葉末節ではなくて、大きな変化・潮流を理解する事が大変に重要となります。
日々数値は更新されてしまいますが、ここ数年の「金融危機」への大きなプロセス(道程)が変わることはありません。
世界大戦争などの不測の事態が起きない限り。
当該定期購読マガジンでは、出来るだけ、専門用語を避けておりますが、それでも、分からない言葉(単語)は、その都度、自らが調べていただく事を、お勧め致します。
読者の方々の金融と投資の理解度は、千差万別ですので、敢えて、詳細な言葉の解説をしておりません。
今後、金融危機は必ず起こります。
その影響はリーマンショックの比ではない。
経営者にとって、金融危機は不測の事態ではありません。
長中期の”悲観的な経営計画”に織り込むべきでしょう。
サラリーマンにとって、働く会社の将来リスク(倒産・廃業・M&Aなど)を想定して、個人投資のポートフォリオ(新NISA・ローンなど)を見直す必要があります。
以下に続く内容は、amazon新着ランキング1位の拙著「金融危機」の最新改訂版になります。
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