2024年トランプ大統領の誕生による、政治・経済の3つの大転換 〜中国輸入には60%の関税〜
トランプ氏が大統領になった時の、最大の経済的なインパクトは関税問題です。
その内容は。
・中国輸入には60%の関税
・世界からの輸入には10%
従来の日本からの輸入は3%で、約3倍の関税です。
これは(1929年の)世界恐慌以後、1930年代のブロック経済を意味する。
つまり、戦後拡大し続けた世界貿易のグローバル化を完全に停止することになる。
トランプ大統領が2024年誕生した後に、1929年恐慌のような金融危機が起こる確率は高まっていることから、トランプ氏はその前提で「ブロック経済」を推進しようとしてるとも読み取れます。
世界の経済の中心である米国に従って、ブロック経済化は世界200カ国の潮流ともなります。
2つ目の政策として、トランプ氏が公約としているFRBの廃止も、未曾有の金融危機が起これば、絶好の機会とも言えます。
それを契機に、世界各国の中央銀行(株式会社)は、政府の銀行となることが推測されます。
万一、現政権のバイデン大統領で金融危機が起こる(?)とすれば、大統領選は確実に民主党が敗北します。
そうした選挙事情から、トランプ氏は、まるで大統領になったように振る舞っているのです。
先日、米国内の大手メディアのトランプ大統領候補へのインタビューで、「トランプさん、あなたが大統領になって一番最初にやることは何でしょうか?」の問いに「不法移民の禁止と強制送還です」と明快に答えていました。
これは100%実現するでしょう。
3つ目の目玉政策として、「ウクライナ戦争の停止」も確実でしょう。
その理由は簡単です。
GDPが2分の1にまで激減しているウクライナへの、米国からの支援(カネ・武器)がなければ、戦争は継続出来ないからです。
すでに、停戦交渉は進んでいます。
日本の大手メディアは反トランプであり、「もしトラ」などと呑気な偏向報道をしているようですが、2020年の大統領選挙と今回は、米国や世界の政治・経済・金融の状況は全く様変わりしています。
日本の政治家や官僚は、どこまでそのことを大きな(現政権にとっての)リスクとして考えているのでしょうか・・・。
国会の中継を見る限り危機感はないものと感じます。
トランプ大統領の誕生は、衝撃的な影響はあるものの、戦後79年間の米国従属の日本にとって、政治的にも経済的にも大きな飛躍の機会(革命)ともなります。
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