小麦を食べると、ガン細胞を攻撃しなくなる
小麦を以上に食べている日本人の80%は、グルテン不耐症です。
不耐症とは、小麦を食べると体にさまざまの炎症を引き起こし体に有害であるという意味です。
日本人が食べる小麦について、興味深く分かりやすい資料があったので掲載します。
あなたは、どれだけの小麦を、この1週間食べましたか?
コンビニ、食品スーパーに行けば、こうした食品の(売り場の)陳列量を観察すると、その異常な量に驚くばかりです。
例えば、私の通うスーパーの店頭入り口は、お菓子・パンの大量陳列から始まります。
クリスマスシーズンで、数十種類のケーキの予約販売も行っています。
ケーキは、小麦以外の、1ヶ月前から製造しても劣化しないホイップクリーム、砂糖などの”健康害物”も大量に含まれます。
80%の日本人が食べていけない物が大量に売られているのは、コンビニ・スーパーだけではありません、外食でも同様です。
ケーキ屋、天ぷら屋、ラーメン店、和菓子屋、餃子店、パン屋、パスタ屋、うどん屋など、どの地域にも、当たり前のようにあるお店です。
いつから、こんなに食べるようになったのか。
1945年の敗戦後の食糧難を賄うと言う名目で、GHQ(連合軍総司令部)は支援物資としてメリケン粉(小麦粉)などの食糧配給したことが始まりです。
1955年に調印された「第一回の日米余剰農産物協定」では、日本が米国から小麦35万トンを含む総額1億ドルの余剰農産物を輸入することが決まりました。
学校給食は、全てパンと牛乳(脱脂粉乳)となったのです。
それから、日本には上図のように、日常生活でも、小麦の食品が異常に増えた。
何故ここまで増えたかと言うと、快楽報酬系が活性化し、脳からドーパミンが分泌し「止められなくなる」からです。
さて、今週のテーマは、小麦とガンです。
ガンは、健康な人でも、若くても年寄りでも毎日5,000個出来ています。
その5,000個のガンが、何故悪性化しないかと言うと、ガンを攻撃するTNFα(アルファー)が働くからです。
TNFαは,免疫や炎症に関係するサイトカインの一種で,生体を防御する上で大切なはたらきをしています。
小麦(グルテン)を食べると、このTNFαによるガンへの攻撃をしなくなる。
日本人の小麦摂取量の増加とガンの罹患・死亡の急増とは相関しています。