リサイクルは、資源を3.5倍以上使う
リサイクルは、何のためでしょうか。
日用品をリユースすることとは違います。
「循環型社会」(リサイクル)というのは、近代科学が築き上げてきたエントロピー増大と真っ向から反するものです。
エントロピーとは物理学の言葉で、「無秩序の度合い」を示す量のことです。
自然(世界)は、常に、「秩序から無秩序へ」という方向に進む。
「エントロピーが小さい→エントロピーが大きい」という方向です。
例えば、部屋を整理整頓していても、自然に任せると必ず乱雑になり、勝手に整理されることはない。
コーヒーにミルクを入れると、どんどん広がってゆき混ざってしまいます。
1箇所に集まった状態が、バラバラに散らばった状態になったということで、「エントロピーが増大した」と表現出来る。
回収した資源ごみをリサイクルして、将来性の高い資源に再生するには、新たに他のエネルギーを消費する必要があります。
このようなエントロピーの増大が、資源ごみを再生することによって達成されるエントロピーの減少より大きいと、リサイクルの意味がありません。
学問的に言えば、エントロピー増大の原理によって「リサイクルは資源を3.5倍以上使い、負担も増える」ということになります。
リサイクルは、環境問題に貢献しないだけでなく、国民の税金を無駄に使っている。
学問的に平気で嘘をつくのは、大学の研究は政府が認可した研究しか出来ないからです。
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