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リサイクルは、何のためでしょうか。

リサイクルという日本語が最初に使われたのは,昭和 48(1973)年 10~12 月のオイルショ ックを契機として昭和49(1974)年3月に設立されたリサイクル運動市民の会が最初。

日用品をリユースすることとは違います。

「循環型社会」(リサイクル)というのは、近代科学が築き上げてきたエントロピー増大と真っ向から反するものです。

エントロピー(entropy)は、ドイツの理論物理学者・クラウジウスが1865年に熱力学で導入でした概念で、「エネルギー」の en と「変化」(英語では、transformation)を意味するギリシア語 tropy の合成語でクラウジウスによって命名されました。今日、エントロピーの概念は、熱力学や物理学の分野に留まらず、情報理論や経済学、社会科学など、広い分野で応用されています。

エントロピーとは物理学の言葉で、「無秩序の度合い」を示す量のことです。

自然(世界)は、常に、「秩序から無秩序へ」という方向に進む。

「エントロピーが小さい→エントロピーが大きい」という方向です。

例えば、部屋を整理整頓していても、自然に任せると必ず乱雑になり、勝手に整理されることはない。

コーヒーにミルクを入れると、どんどん広がってゆき混ざってしまいます。

1箇所に集まった状態が、バラバラに散らばった状態になったということで、「エントロピーが増大した」と表現出来る。

回収した資源ごみをリサイクルして、将来性の高い資源に再生するには、新たに他のエネルギーを消費する必要があります。

このようなエントロピーの増大が、資源ごみを再生することによって達成されるエントロピーの減少より大きいと、リサイクルの意味がありません。

学問的に言えば、エントロピー増大の原理によって「リサイクルは資源を3.5倍以上使い、負担も増える」ということになります。

リサイクルは、環境問題に貢献しないだけでなく、国民の税金を無駄に使っている。

学問的に平気で嘘をつくのは、大学の研究は政府が認可した研究しか出来ないからです。

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