日本のインバウンドは回復してない　〜”日本売り”のバーゲンセール状態〜

日本のインバウンドは回復してない

日本人の円の価値が1／2になった。

2012年1ドル78円が、2024年148円です。

ドルとの関係で、1万円が5,270円です。

日本円の価値を下げて、インバンドを増やすことは、厳密には「価値がない」。

日本人は、海外に行かなくなった。

2020年の日本人の出国者数は、コロナ禍で3,174,219人、2019年のピーク20,080,699人から、85％も激減した。

2023年9,624,158人で1／2までには回復した。

しかし、この数値は改めて振り返ると歴史上も衝撃的です。

私個人も、社会人になって3年間も海外に行かなかった事は記憶にない。

外人の日本への訪日は、2019年のピーク3,188万人から2023年2,507万人、79％まで回復しています。

日本人は、2019年から2023年1／2になり、訪日外人は、約80％回復ですから、回復の視点ではインバウンドが絶好調となっている。

現実にはコロナ前には回復してないので”錯覚”と言えます。

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