「卑しさ」とは「己のみを利する心」
卑しさとは何か。
それは、「己のみを利する心」だ。
自分という存在がかわいいのは、誰も同じことだ。
しかし、自分のみをかわいがり、他者をその私欲のために利用することこそが、卑しさというもの。
人間は、嬉しいとき、調子がいいときには、視野が広く、周りを見ることができる。
しかし、自分の身になにか悪いことが降りかかり、余裕がなくなっていくと、徐々に視野が狭くなり、利己的になっていく。
怖いのは
卑しくなった自分は自分で気づけないということ。
だから、周りの人から言われたヒトコトを大切にして、
自分の卑しさを自覚して、少しでも誰かのために気持ちを使えたら、
きっといろんなことが好循環していくはずだ。