老後の資金について。最強の資産は?
雑誌『The 21』の今月のテーマは、老後資金について。
いろいろと書いてあって、まだちゃんと読んでないんだけど、ふと思った。
「老後の資金か、、資金よりも大事なものって資産だよな。」
と。
ある意味当然か。
では、最強の資産はなにかってこと。
大体こういう特集だと金融商品の比較がされてて、貯蓄、定期預金、株式、投資信託、不動産、などなど。
でも、「人間」っていうのがないんだよね、普通は。
実際、最強の資産は「人間」だと思う。
お金はなくなるかもしれない。なにかに変わるかもしれない。
しかし、全体としての「人間」はいなくならない。SF的な、人間絶滅みたいになったとしたら、もう元も子もないんだけども。笑
資産として、どれだけ「人間」と関わりがあるか、ということなんだと思う。
老後にお金を持つより、金融資産を持つより、人をたくさん持っていたほうが圧倒的に有利だ。
では、資産としての「人間」の量は何に影響されるか。
それは一つに尽きる。
「誰かの役に立てる人間であるか」ということ。
それだけ。
役に立てる人間であれば、衣食住だろうと、お金だろうと、信頼だろうと、愛だろうと、すべて交換可能だ。
「人間」だけでは食っていけない。という反論は違う。
食っていけるだけの人間を持っていないだけの話。
では、あなたが、私が、誰かの役に立つために必要なことはなにか。
それは、「あなた」「わたし」の経験である。それ以上でも以下でもない。
「みんなと同じ」が最も役に立たない。「あなた」「わたし」の経験だ。
こういう話なると、だいたい「自分はそんなに特別ではない」という話にある。
いや、特別ではない?そんなわけない。
全ての人が、同様に、とってもユニークなのである。
全て同じ境遇で生まれ、育って、生活しているということはない。
だから、露出の多い「ユニークに見える人」に憧れる暇なんてあったら、
すでに「最高にユニークである」自分の目の前の人生に精一杯になれってこと。
その経験は誰にもマネできないもの。
そして、それがだれかの役に立つ時は必ずくる。
世の中の流れや、トップリーダーたち、古典から学ぶことは必要だ。
しかし、それらは決して正解を示してくれるものではない。
他者を大いに参考にして、最高にユニークな自分の人生を謳歌すべき。
良きことも悪しきことも、唯一無二の自分に降りかかる、唯一無二の運命なのだから、
それを疎かにしたら、だめなんだよね。
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