人が選び続ける医療の現場
前出で【人が辞めていく医療の現場】というNOTEを記しましたが、上流から最下流までを客観的に捉えて、自社・自院でどこにボトルネックがあるのか?という判断は、検討をつける程度でも存外難しいはずです。
例えそのボトルネックが見えていても、手を付ける時間がないなどの理由で派生的な課題・問題を対処しきれなくなる場合がほとんどです。予防という意識こそあれど手が、時間が回らない現状をお察しします。
一般的に組織改善や採用請負・コンサルで言えば
採用までのCVRを整え、紹介会社のFeeを削減し、採用担当者を育成しながら、OJTを作成し、自社採用力の強化を図る
言葉でまとめるの当たり前の流れなのですが、実際に取り組む中でこれらは最上流の過程でないことは明白です。もちろん、取り組むべきことでKPIとして人が選び続ける医療の現場作りには欠かせない部分でもあります。
今からお話するのは、バカなのか?と言われたこともありますし、ふざけている訳でも、裏をかくものでもありません。
シンプルです。
代表を務める(院長や理事長や社長)貴方は誰ですか?
普段、地位のある院長などに周囲は無意識的に忖度やリップサービスがついて廻ります。良い悪いの話ではありません。事実です。
ましてや、1つの事象から10も100も膨らませる経営能を持った人であれば集約し省略した自身のエピソードをお話になれる方も多くいらっしゃいます。キャッチコピーのような決め台詞を持っている方もいます。同様に理念もキャッチーにいくつかのセンテンスに重要事項を分けて、ホームページに掲げている人もいます。
ここで生まれる弊害が、10の事象から1を読み取ることが精一杯の人への情報や配慮不足による表層的な同意。そして、無意識の忖度から伝わっている風のリアクションの存在。さらにはディスカッションを行えない環境下での「はい、はい」という受け取りです。これらは、受動的なキャッチアップこそすれど【理解・納得・行動】というステップ=能動的な結果には繋がり辛い。ということをまず【理解・納得】してみてください。
流石に【貴方は誰ですか?】という不躾な問いはしませんが、本当の貴方の想いに【頭ではなく、芯から理解・納得・行動】を行えている人は今どのくらいいますか?
採用までのCVRを整え、紹介会社のFeeを削減し、採用担当者を育成しながら、OJTを作成し、自社採用力の強化を図る。などを進めていく中で、もっとも重要且つ最上流に位置する事案こそ、代表者である方の現在地=現状における自己の再認識から始まります。私たちはいわば人間性のGPSです。
目的や目標、手段を明確化し実践するには、現在地が把握できていなければ正確な距離や手段を講じる事は不可能です。その現在地こそ代表の理念や想いであり、自分自身へのOSアップデートという作業なのです。これを独りでPDCA回せる哲学者のような賢人にはそもそも、この記事は必要ありません。ですが、経営者も人間です。いずれは院内でディスカッションしながら他人は自分の鏡状態をKEEPできるように目標設定することも可能ですが、今は第三者の介入=客観的・中立な者からの真っ直ぐな意見も咀嚼し、足りない栄養素を補う必要がある。と、日頃伝えています。
そして私たち、NINO.Incの目標は【私たちを必要としない状態を作り持続させること】です。私たちは、投資的コストです。余計な存在です。リターンは自社・自院の改善であり意識改革で手にする、人が織りなす独自の文化です。
対処療法的な立ち位置の依頼も多い中で、予防医療的な観点からもスケールさせる未来への投資をまずは相談してみませんか?
私たちは医療を変えるチカラも影響力もありません。地域を豊かにできるような存在でもありません。命を支える立場でも、生きるを見守る存在でもない。
ですが、NINO.Incという触媒を通じて貴方の機関が成長すること、より輝くことに繋がれば私たちの存在に価値が初めて生まれます。その時は一緒に、NOTEの変な記事読んだ時が懐かしいよ。と笑って話せる日を創りましょう。
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※現状の把握へのSTEPも含まれており、テーラーメイドで貴方にご提案させていただくためのものです。