以前、Googleに転職したという話がバズっていた気がする。日本企業とGAFAでは特に開発者に対する待遇が段違いであり、いかに日本企業の競争力が低くなっているか、という文脈で語られていた記憶がある。自分は先日までGAFAの1つで仕事をしていたので、そのことを書こうと思う。 巷で言われている通り職場環境は素晴らしかった。カフェテリアの食事は素晴らしいし、福利厚生も充実している。休日は当然ながらきちんと取るし、休む時は仕事からは積極的に離れるよう言われる。メールやチャットも送っ
先日「GAFAを辞めた話」というのを書いたが、いろいろ別の視点からも書いてみたいと思う。その一つはMBAだ。ひと昔に比べれば、今やMBAという単語自体は特別なものではなくなっているが、社内を見渡すとアメリカの有名大学のMBAホルダーはたくさんいた。彼・彼女らは、そのためにいろいろな努力をしたのだろうし、それは素晴らしいことであると思う。しかし今、改めて問いたい、MBAって本当に世の中の役に立ってるんですか?と。 MBA的方法論に対する違和感MBAの功罪については、これまでも