夫婦で地獄をみた話
数年前のこと。
築地で飲みまくり、べろべろに酔っ払った
旦那が夜中に帰宅。
わたしは当時看護学生で、夜中の1時まで課題に没頭していました。
(看護学生って死ぬほど課題が多くて徹夜もざらにあります)
わたしはご機嫌な旦那との温度感の違いに
イラっとし、もそもそ洗面所に
入っていった彼を無視していました。
すると、ものすごい音…😱😱😱
そして「ちょっとだけ洗面台に水が詰まっちゃったんだけど、どうしたらいいかな…?」
と申し訳なさそうに聞いてくる。
恐る恐るドアを開けると、なんと洗面所の洗面台で
吐いていた…。
トイレで吐けばいいものを、、
わざわざ洗面台で吐いていた…。
きわめつけは旦那はそれを水で流そうとして、
排水口が詰まり、
流し場があふれていた、、、😭
この説明で伝わりますか…。。
写真撮りたいくらいの悲惨な光景でした。。
課題でぼろぼろで、
ただでさえイライラしていたわたしは、
怒鳴りまくり、
「今すぐトイレですっぽんすっぽんするやつ
(あれなんて言うんでしょう?)を
買ってきて!!」と命じ、
酔っ払ってこちらもぼろぼろの旦那を
夜中のドンキに行かせました。
わたしはその間、ひたすらペットボトルで
溜まった汚水をすくい上げて
トイレに流す作業…。。。
深夜の地獄でした。
しかし本当の地獄はここからでした…。
翌朝旦那の調子がおかしい。
発熱、嘔吐、下痢を繰り返し、
明らかな中毒症状。
恐る恐る昨日食べたものを聞いてみたら、
生牡蠣を大量に食べたとのこと😱
いやあああああ!!!!!!!
2月に生牡蠣食べるなんて!!!
ノロウイルスじゃん!!!!!
2日後に案の定わたしも感染していました。
ウイルスが怖いのは、
摂取した人だけじゃなくて、
吐物でも他人に空気感染してしまうことです。
↓↓↓
※ですので、ウイルス感染が疑われる吐物があった場合、次亜塩素酸(ハイターですね)を使わなければいけません。
水拭きしてもウイルスは死なないため、ただ拭くだけでは効果ないのです。
酔っ払いの吐物と思って
ペットボトルで処理した際に、
見事空気感染してしまったわけです。。。
それから2日間。
トイレから一歩も出れませんでした。
もう出すものないのです・・・
勘弁してください・・・・と言っても
出てくるもので・・・(ごめんなさい)
脱水症状になっては、
またそれはそれでコワイので、
吐いてはブドウ糖水を飲んで、吐いてはブドウ糖水を飲んでの繰り返し。
みなさん、わかってください。
わたし、牡蠣は大好物なんです。
牡蠣食べていないのに、
ノロウイルスに感染してしまったわけです。
せっかくなら・・・
心ゆくまで食べてから感染したかった!!!!!!!
以来トラウマが強すぎて、
生牡蠣を全く食べれなくなりました。。
ついでに夜中まで頑張っていた課題は、
そんなわけで、
期限に提出することができませんでした(泣)
ちなみに旦那と一緒に牡蠣を食べた同僚、
同僚ご家族も
感染してしまったそうです。
(こういう時保健所に報告する必要があります。)
ノロウイルスは12~2月に流行します。
(これ看護師国試の鉄板問題)
季節ではないですが、冬の生牡蠣は要注意です。
生牡蠣・・・・・・
あんなにおいしいのに・・・・
にくいやつ・・・・・・泣
そして妊娠時の話。
妊娠すると食べ物に気を付ける必要があります。
代表選手は生もの。
何がコワイかって、リステリア菌がコワイ。
自然界にはよくいる細菌ですが、
胎内感染すると、流産や死産を引き起こします。
70度以上でなければ死滅しません。
刺身は想像つきますが、
生ハムやチーズ(特に粉チーズ)
はうっかり忘れがち。
コース料理やお通しで結構使われてるので、
気をつける必要はあります。
数年前リステリア菌がついたメロンで
アメリカで妊婦が集団感染し、
赤ちゃんに影響が出たり、死人も出ました。
日本のメロンでは消毒が徹底されているので、
リステリア菌の事例はないそうです。
最近ではオーストラリアでリステリア菌がついた
メロンにて感染者がでましたが、
なんと日本にそのメロンが輸入されていた
ニュースが流れ、ビクッとなりました。
トラウマを経験したわたし。
妊娠してから、牡蠣なんて絶対食べませんし、
生ものにはかなり慎重です。
牡蠣でなくても、チーズは食べたくなるかな~と思っていましたが、
様々なリスクに加え、数年前のトラウマが相当身に染みているのか、
カラダが拒否反応をおこします・・笑
食中毒、なかなかあなどれません