見出し画像

日記 2023.11.27(月)

銭湯の心地よい疲労感の中で眠った。銭湯のあとの疲れがほんとうに好きだ。今の生活では外で思いっきり活動する機会はほんとうにない。アドベンチャーに出かけて帰ってきた日の夜の心地よい疲労感を銭湯で擬似体験しているのかもしれない。

鏡を見る。クマの様子がやはり気になるのだが、目の下のたるみのようなものが少し改善されているようにも思える。嬉しい。
ずっと鏡の前に立つのがほんとうに苦手だった。自分が好きになれない、自分の顔も嫌いだった。いつの頃からか、鏡の前に立つのは笑顔の練習のため、と自分に言い聞かせるようになり、鏡に顔が映ると思いっきり笑顔を作るようになった。顔全体を動かして、目もくしゃっとさせて最大限の笑顔をつくる。自分の笑顔でも、見ていると少し元気をくれる。この方法でなんとか鏡を見るストレスを解消していた。

近ごろは手作りの保湿クリームの様子が気になったり、シミが気になったり、ついにはクマが気になり始めて鏡を見つめる時間が増えてきた。相変わらずあまり好きではないけれど、マッサージをしたり、肌の様子を観察することは面白いことでもある。最終手段は皮膚科に行くとして、年齢のせいにしないで悪あがきを続けてみたい。

洗濯物が貯まっていたので回す。最近の洗濯物はタオルやクロス類が多くピンチハンガーが足りないくらいになってきた。干してあるもののほとんどが綿か麻かウール。心地よさを求めていくと徐々にこうなってきた。
クロスは麻が好みだ。乾きも早いのでにおいが出にくいような気がする。キッチンペーパーが切れてから買いに行っていない。台拭きは荒めの生地の布巾に戻してみた。当然だが洗えば何度も使えるのでペーパーを何度も捨てるストレスから解放された。捨てるという行為がストレスとなっていたことが分かった。

お昼ご飯は焼飯の残りをオムライス風にした。納豆も入れてなんだかぐちゃっとしたものになったけれどおいしかった。
最近知った国分寺の量り売りの店、あと4日で閉店ということなのだが行ってみることにした。調べて行ったつもりだったが、なんと定休日だった。仕方なく近くにある庭園へ行ってみることにした。紅葉も始まってきれいな景色が広がる。わたしは紅葉よりもプラスチックが使われていない庭の姿が気になった。道案内のロープも杭も、行き止まりの表示も、ぬかるんでいるところに敷いてある藁も全て自然のもの。見ていてとっても気持ちがよい。

行き止まりの表示。


木に巻かれた藁を結ぶ紐。

ここにあるものは何かあっても全部自然に還ることができるのだ。そしてまた新しく生まれ変わる。自然のサイクルの中にお邪魔して、時々植物や木に触れながら、思いっきり深呼吸をする。エネルギーをもらった。

簡単につけている月々の家計簿、11月は日用品の項目の金額が下がった。年間平均3,500円から11月は2,200円程度になっていた。わたしの中で日用品とは化粧品類は含まない、シャンプー、トイレットペーパーやティッシュ、洗濯洗剤などのこと。下がった要因は台所洗剤をやめたこと、ほぼ布ナプキンを使うようになったこと、洗濯洗剤を毎月買わなくなったことが大きいと思う。ボディーソープとハンドソープをやめるともっと減っていくのではないだろうか。簡単にでも家計簿をつけておくと変化が目視できておもしろい。

夕飯はお豆腐ときのこのサラダボウルにしようと思い、白菜を買った。みずみずしい白菜は千切りにして食べると甘みもあって美味しい。サラダのベースにするのも好きだ。アボカドもあったので入れてボリューム満点、野菜をもりもりと食べられるサラダボウルになった。

お風呂に入って日課に取り掛かろうと思ったけれど、吸収する日も必要だと思いお休みにした。日記だけはしゃべるようなものなので休むとか休まないとかではないから続けて書く。だいたい、土日のどちらかはお休みと設定していたけれど、予定が入ったり、今日は調子が良いから日課を進めたいと思ったりすることがあるので特に何曜日と決めなくていいなと思う。ただ、1週間に1回くらいのペースで休む。休んだ日はインプットを意識して過ごすようにするとよい気がした。アウトプットできるのは、定期的に何かを吸収しているからできることだと思うのだ。今日は自然からのエネルギーをたくさん得た。明日からの新しい生活に何かしら影響してくるはずだ。

風呂上がり、鏡の前でクマ改善のマッサージをする。家でひとりの時はいつも無表情なのだなと気づく。無表情の時間が長いことでクマが目立つようになってしまったのかもしれない。顔の筋肉もすごくかたい。
ひとりの時間が大好きなのだけれど、無表情の時間が長いということについて、これから考えていきたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?