日記 2024.2.7(水) 玄米を炒る/ほんのり頭痛/ハチミツを探す/養生レシピ/冬ぶどう/ミツバチに想いを馳せる
よく眠れた。いつもだけど。頭がすーすー寒かったのできっと今朝は気温が低かったのだろう。実家のマイナス7度を思い出したけれどそこまで寒くはない。布団の中は湯たんぽでポカポカなのでぐっと頭まで潜り込めばあたたかい。マイナス7度を体感したのでこれくらいはへっちゃらだ。
最近だいすきなYouTuberさんの動画を観て起きるのがお気に入りだ。声とか飾らない動きとかことば選びもやさしい。彼女の動画にはわたしの小さな暮らしのヒントがたくさん隠れているので見つけては試すのが楽しみになっている。
一晩水に浸けておいた玄米の水を切って炒りながら洗濯機を回す。炒り玄米をせんべい代わりに食べるのがやっぱり好きだ。水分が飛んで渇いてきたころの玄米を味見するともちっとしてすごく美味しかった。そこからまだまだ炒る。結局20分くらい炒り続けたのではないだろうか。パリパリのミニサイズおせんべいが出来上がった。冷まして瓶詰めしておく。
太白ごま油のキュアリングもしておく。太白ごま油は買ってきたそのままを顔に塗ったり料理に使ったりしていたけれど、ちょっとやってみようと思ったのだ。フライパンにだーっと太白ごま油を流し入れ、中火で1分したら90度くらいになるらしい。そうしたらすぐに火を止めて冷まして瓶に戻す。温度計はないのでその方法でやってみた。
今日も朝と昼は一緒になってしまった。外へ出かけたりしない日はいっそ1日2食でいったほうがいいのだろうか。そんなことを思いながら昼ごはんを作る。今日も飽きずに根菜パスタ。残った全粒粉パスタを全部使ったら結構量が多かった。酒かすも入れて風味よく。食べながらお気に入りの動画を流すとリラックスしてお昼ご飯が食べられる。
お昼からフリマサイトの発送と図書館へ本を返しに行く。ぺちゃぺちゃと雪が解けて屋根から水が落ちる音がそこかしこから聞こえてにぎやかだ。
郵便局は空いていてスムーズに発送。でもなぜか住所と自分の名前を間違えそうになる。今日はぼーっとしているのか。そういえば少し頭痛もする。
そのまま歩いて図書館へ。図書館へ行くようになってからよく通る道。住宅街を通るので昼間でも人通りが少なくていい。途中、小学校から走って帰る子に出会う。にっこり笑ってリラックスした表情が印象的だった。下校って嬉しいよね。
本の返却を終えて雑誌のコーナーへ立ち寄る。みたかった本は貸出中のようで、アウトドアの雑誌を何冊か座ってパラパラとめくってみた。山に行きたいなと漠然と思う。こもった空気に息苦しくなり外へ出る。お気に入りの自然食品の店まで行って帰ろう。
非加熱もしくは低温処理で水飴などを加えないまま瓶詰めされた完熟ハチミツを探す。一言でハチミツと言っても早く出荷するために加熱処理して水分をとばしてあるもの、結晶化を防ぐなどの理由で水あめなどが加えられているものもあるらしい。純粋はちみつと書かれていてもラベルだけでは判断はできないようだ。問い合わせたり、直接養蜂場で購入したりすればいいようだがそこまではまだちょっと大変なので非加熱、水あめなど加えていないとの説明書きのあるものを探す。600gで3,500円くらいの大きな瓶を見つけた。買ってみようか迷ったがほかのお店も見てみることにしてここではハチミツは買わなかった。代わりにと言ってはなんだが野菜を買い足したかったのでしいたけと春菊とトマト、それから冬ぶどうと書かれた青森のぶどうを見つけて買ってみた。この時期にぶどうとあってびっくりしたのと、値段が298円とお手頃だったのだ。
ぶどうを楽しみにしながら頭痛を和らげるために腹式呼吸の深呼吸で歩く。ハチミツを探しにあと3軒家の近くのお店を周りたい。
最後に寄った産直市場に素朴なラベルのハチミツを見つけた。70gで650円。試しにこれを買ってみる。元住人、昨日届けたハチミツがちょっと苦手な味で合わないかもしれないと言っていた。今日もまだ調子が良くないというので買ったハチミツを持って行ってみることにした。ついでに雑炊を作っていこうかというとおにぎりが食べたいと言う。そうそう、彼はおにぎりが大好きなのだった。ちょうどご飯を炊く準備をしてあったので家に帰ってご飯を炊く。喉が痛くても食べやすいようにお味噌汁も具材を細かくして作る。しいたけ、にんじん、ごぼう、わかめ、豆腐、春菊も入れて具沢山にした。わたしもおにぎりとお味噌汁を食べて夕飯を済ませる。久しぶりに食べるおにぎり美味しいな。今使っているお味噌が少し塩辛いのが気になるけれどお味噌汁も美味しくできた。買ってきたぶどうもつまんでみたらすごく甘くておいしい。甘さもくどくなくてみずみずしい。後味もすっきり、小粒の種ありで自然のままの味がするこのぶどうがすごく気に入ってしまった。これも持って行ってあげよう。
準備をしてまた土鍋を抱えて元住人の家へ向かう。昨日の雪だるまさんは下半身だけになっていた。頭が痛いと横になっていた彼を起こしてご飯を食べさせる。お腹が空いていたようでもりもりおにぎりを食べてお味噌汁もしっかり飲んだら喉の痛みも取れたと言う。ぶどうのおいしさも共感してくれた。タネがなければいいねとは言っていたけれど。
とどめに非加熱で何も加えていないピュアなハチミツを喉に塗り込むように食べてもらった。これでたくさん寝たらきっと良くなるはず。
日本ミツバチの場合、飛ぶ範囲は1〜2kmだという。その土地の色がはっきりと味に出るハチミツにどんどんと興味が湧いている。旅に出た先々でいろんなハチミツを買い集めて食べ比べたら楽しいねなんて話をした。それ、やってみたい。ワインを集めたりするみたいにわたしのハチミツコレクションができたらすごく面白そうだな。
元気になったらまた一緒にどこかへ出かけてみよう。