アイドルヲタクをするということ。
どうも。お久しぶりです。にんじんです。
みなさんはアイドルヲタクをしていますか?自分はかなりしています。
そんな中なぜか急に自分の中で、ヲタクをするということはどういうことなのだろうと思ったので書きます。
アイドルヲタクって楽しい?
結論、めちゃくちゃ楽しいです。これだけは自信を持って言えます。現状楽しいので。
この時点で、趣味としてヲタクを選んだ自分は大正解だったなと思います。
ヲタクをしていない人からすると『何がそんなに楽しいの?』と思いますよね。
アイドルヲタクのイメージって世間一般からすると負のイメージがかなり多いと思います。
それらのイメージもあながち間違っていない時もあります。現役のヲタクとして肌身に感じる時がありますし…。負のイメージが先行してしまうことは仕方ないですし、自分もその辺はとりあえず触れません。
そんな世間的なイメージを背負ってでもやりたい趣味"アイドルヲタク"にはそれ相応の"魅力"があります。
自分はまだライブアイドルのヲタクを初めて1年しか経っていないですが、現状感じているその"魅力"は偉大です。
魅力を正しく感じられるための軸
そもそもアイドルヲタクをするってどういうことだと思いますか?
自分がアイドルヲタクをするに当たっての軸は"楽しむこと"にあります。
当たり前じゃんと思いますよね。大前提だと思いますよね。
でも、実際はそうではないのです。 それはSNSを見ると明らかです。
ヲタクをするなかの様々な場面で悲観的になっていたり、それが怒りになっている人をよく見かけます。
原因は様々ですが(アイドル・運営・ヲタクなど)、ほとんど全てが人間とのコミュニケーションで成り立っている趣味ですから、トラブルはよくあります。
その中で"楽しむこと"に意図的に絞る。ヲタクアイデンティティを"楽しむこと"に設定すれば真の魅力に近づけるのではないか、と自分は思います。
魅力として感じていること
ここからは自分が魅力として感じていることについて書いていきます。
これには正解も不正解もないと思っています。
そもそも自分は楽しむためにヲタクをしているので、ヲタクアイデンティティが違うところにある人は共感できないと思います。
こんなヲタクもいるんだなぁ程度に思ってください。
魅力その①:推しが可愛い
まずこれです。アイドルヲタクがヲタクになるきっかけって大体の場合コレではないでしょうか。
可愛い以外にも、綺麗や面白いなど推しポイントには様々な要素があると思います。
それらの推しポイントは人それぞれ違うと思いますが、みんなその各ポイントに魅力を感じ、気分が高揚する感覚を覚えていると思います。
推しが生きているだけで感謝。
そんな推しがキラキラ輝いてライブをしているのです。しかも、そのライブ中にレスをくれるのです。
さらに、特典会では推しと1対1で話をすることができます。また、 SNSで推しからレスがあったりするのです。
これらは、ヲタクが生を実感する瞬間だと思います。何にも変えられないかけがえのない瞬間です。
"推しが可愛い"という魅力はアイドルヲタクをする中で一番大きな魅力だと思います。
アイドルからすれば1番の武器ですし、この瞬間を届けたいと思ってアイドルになった方も多いと思います。
アイドル側が提供したいベネフィットとヲタクが求めているベネフィットがかなり強固に結びついているところなので大事にしたいですね。
魅力②:ライブの盛り上がり
ライブアイドルのヲタクをする上でライブは欠かせません。
普遍的な日常の中で盛り上がりたい時ありますよね?自分はあります。
それを解消してくれるのは本当にありがたいです。
ライブの楽しみ方は十人十色。アイドルも運営もヲタクもそれぞれ色々な楽しみ方のカタチがあると思います。
そんな中自分は"そのグループや楽曲にあった盛り上がり方"を意識し行動することに楽しさを感じています。
特に意識しているのは、アイドルや運営が想定している盛り上がり方に近づけることです。これは苦に感じる方もいるかもしれませんが、自分はそれが一番楽しく感じます。
ここで1つ注意しないといけないことは、周りのヲタクのことはあまり気にしすぎないということです。周りのヲタクの行動を非難することは間違っていると思います。ルールの範囲内で、迷惑をかけていなければ口を出す権利はないかなと。
そもそも他人のことまで気にしていたら最大限に楽しむことはできないですし。
魅力③:輪が広がる
ヲタクをしていると、現場やSNS上にてヲタクの友達"ヲタ友"を作ることができます。ヲタ友の存在は極めて重要です。
自分は今、ライブに行く≒友達と遊びに行くという感覚になっています。
ヲタ友がいることで現場の楽しさは何倍にも膨れ上がり、『また行こう』という気持ちになることが多いです。
そのため、"楽しむこと"を達成するためにヲタ友の存在はかなり大きいです。
ヲタ友という存在は特殊で年齢・性別・地域に関わらず様々な方々と友達になれます。
関わった後も、本名や年齢の公開を強要されることはありません。
自分が決めたハンドルネームだけで当たり前のようにコミュニケーションをとることができます。
また、普通に生活していたら関わらないような方々とも関わることができるので、かなり魅力的です。自分の知らない世界の人間に出会える場所なので、重宝しています。
自分は上京してきた身ですから、ヲタクをする前は友達が全くと言っていいほどいませんでした。しかし、ヲタクをするようになって現場がない日にフットサルをしたり、ご飯に行ったりする友達ができました。
このような体験はヲタクをしなかった世界線では手に入れることはできなかったと思います。
ヲタクをする魅力は、アイドルと直接的ではないところにも存在していると感じています。
また、現場を楽しむ上で"ヲタクたちの雰囲気"もかなり重要な要素になると考えています。
自分がライブを楽しむ中で、"ライブ感"はかなり重要な要素です。
ライブ感は
ステージの雰囲気×フロアの雰囲気=ライブ感
で成り立つと考えています。
ただアイドル・運営側の意志だけでは、ライブ感の向上は達成されません。これは逆も然りです。どちらかだけが優秀でもそれはライブ感の向上には繋がりません。
アイドル・運営・ヲタクの意志が同じ方向を向いた時に"最高のライブ感"を味わえると思います。
自分が魅力②で書いた"そのグループや楽曲にあった盛り上がり方"を意識して行動する意味はここにあります。
また、ライブ前の待機時間や特典会待機列の時間も、現場での体験の中でかなり重要な要素かなと思います。
特典会の満足度自体も、待機列で過ごす時間でかなり変わってくることを過去何度も体験しています。
某夢の国などのテーマパークでも、アトラクション待機列の体験もかなり意識されているようなので、やはり待機時間もかなり重要なのではないかなと思います。
そこでヲタ友がいると楽しく会話しながら並ぶことができ"楽しさ"にかなり直接的に関わってきます。
少し脱線してきましたのでこの辺にしときます。
魅力④:ビジネスとしての興味
自分は昔から"人間の認知"にかなり興味があります。
医療職をしているということもあり、患者さんとの関わりの中でも"治療へのモチベーション"という点でさまざまな人間の認知の仕方について考える機会も多いです。
そこで、アイドル運営のビジネス活動に興味を持ちました。
アイドル運営は、存在の認知から消費活動に繋げ、体験による感情までもデザインし、消費活動のモチベーションを高め、リピート率を上げるというマーケティングをかなり顧客との距離が近いなかで行うプロだと思います。
さまざまなタッチポイントがある中で、人間同士のコミュニュケーションの割合が多いため、かなり難しい市場だと思います。
しかし、その複雑性こそがさまざまな差異を生み出し、それぞれに強固な信頼を生み、異常な程の消費活動に繋がると考えています。
最近"推し活"というワードが広まってきたのも、昔は情報を得る手段がほとんどがテレビなど大型メディアに限定されており情報が限定的だったことに対し、現在はSNSなどの普及により消費者がさまざまな情報を得られるようになったことで、よりマイナーなものに関心が持てるようになり、そこで"個性"を表現できるようになったからではないかと考えています。
そうなると、顧客の"こだわり"は強くなる傾向にあると思うので、しっかりとブランディングをする必要があると思います。
上記のようなビジネス活動を身近に感じられるような趣味は数少なく、特にヲタクはその中でもトップクラスに感じやすいと思います。
おわりに
以上、、アイドルヲタクをする魅力を4つ書かせていただきました。(長々とすみません。)
この4つ以外にも、潜在的に感じている魅力はあると思います。しかし、今の自分には言語化できないため、この4つで終わりにさせてください。
今回このnoteを書いてみて『ヲタクやめれねぇ〜』となりました。
アイドルの魅力は本当に計り知れないなと改めて思いました。
ここまで読んでいただいた方、いるか分かりませんがありがとうございました。
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将来的に自分もアイドルをプロデュースしたら楽しいかな…(夢のまた夢)