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ワクチンにはやっぱしメリットは無かった!②

「ワクチン神話捏造の歴史」医療と政治の権威が創った幻想の崩壊
400頁超の大型本なので序文と著者のまえがきのみを紹介します。

著者によるまえがき

ロマン・ピストリアニク
 
子供たちがワクチンを接種する時期になった時、まだ私はワクチンは子供たちにとって有益だと考えていました。政府、医療の専門家、そしてその他すべての人がワクチンは人類史上、医療における最大の発明だという考えに賛成しているのですから、有益なはずです。はしか、百日咳、天然痘、その他すべての恐ろしい感染症が、ワクチンのおかげで消えたのです。
 
それにもかかわらず、私はワクチンについて何か釈然としないものを感じていました。盲目的に信じるべきではないと、感じていたのです。その当時ワクチンについては何も知りませんでしたが、文献を読むにつれ、ワクチンに対してますます懸念を深めるような気がかりな情報が飛び込んできました。
 
しかし、私は医者と妻が強く主張するため、子供たちのワクチンをいくつか接種させてしまいました。圧力に負けてワクチン接種に同意したのは正しかったのかどうか、心配で仕方ありませんでした。表面上はワクチンの影響は見られず、副作用などないように見えました。
 
私は見つけた情報をファイリングして保存し、それらがどのような意味を持つのか突き止めようとしました。最終的にニール・Z・ミラーの本に行き当たりました。その本の中で、ミラーは、はしかワクチン導入時に既にはしかによる死者が95%減少しているグラフを示していました。これはにわかに信じられないことでした。
 
死者が減ったのはワクチンのおかげではなかったのか?死者数を減らすためにワクチンを接種しているのではないのか?このグラフは正しいのだろうか?
 
そのグラフを見たことで、厄介だけどシンプルな疑問が浮かびました。ワクチンによって感染症による死亡率が低下したのだろうか。いくつかの病気が撲滅されたのはワクチンのおかげなのだろうか。真実に到達するため、客観的は方法でこの問題に取り組もうと思いました。
 
ワクチンは100年以上も使用されているのです。CDC(米国疾病予防管理センター)や他の医療機関には死亡率と感染者率のデータベースがあるはず。しかし、驚いたことにそんなものもは存在しなかったのです。しかし、本当にワクチンが死に至る感染症を駆逐したのであれば、これらのデータが一般の人の目に触れるようになっていないのは理屈に合いません。
 
私はワクチン接種について調査を続けました。イエール大学の医学部図書館や他の研究機関で数えきれないほどの時間を過ごしました。やっと死亡率のデータを探し出し、いくつかの異なるソースから得た統計をコンピュータの表計算プログラムに入力し始めました。
 
死亡率の時系列の推移を示すデータを掲載する医学雑誌はほとんど存在しません。米国における1900年からのデータからは、ワクチン導入以前にはしかの死亡率が98%減少していたということが見て取れます。もっと驚くべきことに同じデータを見ると、百日咳の死亡率はDTP(ジフテリア、破傷風、百日咳の混合ワクチン)の導入前に90%以上低下していました。
 
息子たちのかかりつけ医を含めて私の知る人が誰も、ワクチンのおかげではしかと百日咳の死者が減ったという言説の根本を注意深く調べていなかったことに驚愕しました。
 
人々が「はしかと百日咳を撲滅するにはワクチンが不可欠であった」と信じているのはワクチン神話のせいであることを、現在の私は理解しています。ワクチン導入の前に死亡率が激減しているのですから、ワクチン以外の他の要因が関与しているはずです。
 
私はかなりの量の情報を私の子供たちの母親に見せました。彼女は教育をきちんと受けた看護師ですが、私が示したデータを受け入れることは出来ませんでした。それからしばらくして、3人の子供たちがみな大病を患いました。
 
彼らが病気になった原因が分からず、子供たちの母親に問いただすと、私の同意なしにDTP、MMR(はしか、おたふくかぜ、風疹の3種混合ワクチン)、ポリオの予防接種を一度に受けたことが分かりました。子供たちはずっと悪い状態が続きましたが、最終的には治ったようですが、、、。
 
【離婚して親権などの問題からこのような表現になった?】
 
この時点までに、私は相当な量の情報と出典の確かなデータを収集していました。過去においてワクチンによって恐ろしい病気や、病気が引き起こす惨状がなくなったのだというのは、誤解でしかないと考える方が自然でした。
 
統計や医学雑誌に掲載されている情報が完全に無視されているのはなぜだろうかと不思議の思いました。ここに至って、人は簡単にペテンに引っ掛けられ、嘘だらけの神話を信じるものだということに気づかざるを得ませんでした。
 
子供たちへの愛情と責任を感じているならワクチンを接種すべきだ、と権威のある医療者が言えば、ほとんどの親は信じるのです。しかし私は、社会に蔓延するワクチン神話が歴史や証拠に基づいていないことを明確に理解しました。ワクチン神話は一般の人々によって信じ続けられていますが、彼らは信頼には値しない政府や医療の権威にひれ伏し服従しているだけです。
 
ワクチンの副作用を経験してしばらく後に、子供の内1人が倒れました。発作に伴い異常な脳波が検出されました。自分の研究結果からワクチンが神経の障害を引き起こしたのではないかと勘繰らずにはいられませんでした。神経の専門医は発作を抑えるのに効果的な栄養素はないと言いました。そう聞いても納得せず、調査を続け、医学雑誌の中に相当な改善をもたらしうる栄養素についての研究を見つけました。
 
オメガ3脂肪酸やビタミンB群、マグネシウムとオーガニックな食物を与えました。嬉しいことに2か月後には脳波図に発作の兆候が表れなくなりました。息子の病状が改善したことで狂喜したのと同時に、医療信仰体系の権威が持つ力について再度思い知ることになりました。
 
主流の医学雑誌に発作を抑える栄養素のことが掲載されているにも関わらず、医療専門家はそのような情報を利用していません。
 
こういった一つ一つの出来事が私の研究への原動力になりました。様々な情報源からデータを収集するにつれ、ワクチン派、感染症による死亡を減らしていないという私の仮説が確実に、また完全なものになって行きました。そして更なる疑問が生じて来ます。なぜ、感染症による死者数が減ったのか。なぜワクチンが死者を減らしたという確信が社会に存在するのか。何が真実の歴史なのだろうか。
 
私は何百もの医学雑誌と、これまで顧みられなかった1800年代から1900年代初めの本、雑誌、新聞を調査し続けました。すると新事実が浮かび上がって来ました。これらの素晴らしい、興味深い歴史が図書館の地下室に埋まっていて、永遠に失われるところだったことに驚愕しました。1800年代の生活状況に関してこれまでとは全く異なった見方をするようになりました。
 
同時に、科学が大きな間違いを犯すことも発見しました。根拠の薄い間違った説の上に成り立った信仰体系に、私たちはいとも容易に絡めとられてしまっています。自分で掘り下げた調査をしたからではなく、権威ある存在が言うからと言うだけの理由で、何かを信じ込むということはどれだけ頻繁に起こっているのでしょうか。皆さんは自分たちが信じている事柄が単なる幻想だったとしたらどうしますか?
 
私は読者の方々と共有したい情報をこの本に書き込みました。これによりワクチン神話を崩壊させることが出来るなら、私の研究の甲斐もあったというものです。
 
 
 
スザンヌ・ハンフリーズ医師
 
皆さんはどう思われるだろうか。19年もの経験を積んだ女性医師がワクチン接種を激しく否定していることを。腎臓専門医として順調なキャリアを積んだ彼女が診察鞄に荷物を詰めて決然と病院を去ったことを。昇進競争に打ち勝っていたのに、相当稼げる医師としての仕事と輝かしい評判を捨てたことを。なぜ私がそのような選択をしたのか、述べてみたいと思う。
 
殆どの医師と同様、私は子供と大人を対象としたずさんなワクチン接種スケジュールを受け取り、接種計画通りにワクチン接種をすれば安全で、ワクチンは効果的であると教えられてきた。接種計画に疑問を持ったこともなく、ワクチンについてほとんど何も知ろうとしなかった。
 
20年ほど標準的な医療システムの中で働いているうちに、いくつかの出来事を経験し、従来とは異なる考え方をするようになった。医療の権威が生命を冒瀆しているように見えてくるとは、そして私の倫理観や魂の価値観と衝突するようになるとは、以前は想像もしていなかった。しかし、実際にはそうなってしまったのだ。
 
一番記憶に残るのは2009年のH1N1型インフルエンザワクチンだ。通常の1年に一度のインフルエンザ接種とは別に人々に接種し始めた時期のことである。多くの医者がインフルエンザワクチンの接種に懐疑的で、多くの病院の同僚たちはワクチン免除の書類にサインし接種を回避していた。 
 
【今回の新型コロナワクチンでもこの種の「免除」はあったのだろうか。高級公務員や国会議員は免除があったと聞くが、、、】。
 
しかし、ワクチンを信じ切っていて接種を拒否するための洞察力を持たない患者たちもいた。それで私はワクチンがどんな影響を及ぼし得るか、直に観察することになった。
 
その冬、患者が相次いで勤務先の病院の救急医療科に運ばれてきた。その3人は腎臓の機能が完全に停止していた。私が診察した時、全員が口々にこう言った。「ワクチンを受けるまでは調子良かったんです」と。全員急性腎不全を起こしており、2人は最終的に回復したが1人は数か月後、多分ほかの基礎疾患が理由で合併症を起こし亡くなった。
 
この一連の出来事から、自分の患者のワクチン接種履歴の記録を取り始め、ワクチン接種と腎疾患との関連性に驚愕することになった。私見では、特発性(医療用語で「原因不明」という意味)と思われる腎臓病は、特発性であるとは全く言えない。
 
数週間の間、件の3人の患者たちに人工透析をしていた時、上司の内科部長と廊下ですれ違った。私は患者たちの腎疾患がワクチンが理由ではないかと話そうとしたら、彼は固まり、表情が厳しくなり、ぎこちなくなった。そしてなぜワクチンのせいにするのかと質問した。「単にインフルエンザに罹患しただけだろう、ワクチン接種しても十分な免疫が出来る時間がなかっただけだ」と言うのが彼のそっけない答えだった。
 
私は腎臓専門医および内科医として、インフルエンザで腎疾患が起きたケースはない、もし起こるなら、脱水がひどい場合、あるいはイブプロフェンを飲んだ場合だけで、今回の患者はどれも当てはまらないと指摘した。また、患者たちは腎疾患を起こす前にインフルエンザの症状を示していなかった。
 
そして私たちは髄膜炎の話になり、健康な人でも髄膜炎になる場合があるが免疫が弱くなっているなど、その他の理由があるはずだと言うと、彼は笑ってこう言った「それなら君は食事内容が髄膜炎を引き起こすって言う訳?」彼は天然痘ワクチンが天然痘を撲滅したこと、米国のポリオがワクチンによって撲滅されたことを指摘した。
 
当時、私は天然痘とポリオの歴史については無知であった。私がポリオと聞いて思い描くのは、他の多くの人と同様、手足が不自由になった子供、「鉄の肺(鉄製の人工呼吸器)」、そしてポリオウイルスが猛威を振るったこと。私はジョナス・ソーク(ポリオワクチンを開発した医学者)は偉大なアメリカのヒーローだと思っていた。
 
後に、腎臓が完全に健康な状態だった何人かの患者がワクチン接種の24時間後に入院して来た。このように明確に定義され記録がカルテにきちんと残っているケースでさえ、私の同僚の殆どはワクチンが原因とは認めなかった。稀に二人だけの時に私に同意する医師がいたし、誰も聞いていないところで私に感謝し同意する看護師もいた。
 
その後、私は何か月かの間、腎臓病を患っている患者に対するワクチンの安全性の治験結果を見つけることを何よりも優先した。そしてこのような患者に対する安全性の治験がないことにショックを受けた。
 
ワクチンが「安全で効果がある」から患者にワクチンを接種できるのだと教えられてきた。しかし、急性の疾患(進行中の心疾患、敗血症、癌、自己免疫疾患)や慢性的な腎疾患の患者へのワクチン接種が安全だということは、単なる神話でしかないことを知ったことで、私はインフルエンザ、天然痘、ポリオ、の各ワクチンの歴史について、どのような仮説に基づいて主要な内科医学が成立しているのかを調査しようと決めた。
 
ワクチンに関するガイドラインや証拠や権威者の意見には根拠がないし、人々に本当の健康をもたらさない。研究の結果、私はこのことを理解したので、私が担当する腎疾患の患者たちに、特に彼らの状態が悪い時期にワクチン接種させないようにした時、病院側から困惑するような扱いを受けた。
 
患者たちが退院するまで―入院するまでではなく―肺炎とインフルエンザのワクチンを延期するように手配したところ、私が自分の意見を通したいならば自分でワクチン接種と腎疾患の関連を証明しろと言われた。
 
研究倫理審査委員会の賛成と資金を得るにはこの関連を証明しなければならない。相当な負担だった。私がワクチンによる傷害の証拠を示してもなお疑う人々を説得するため、統計的に有効な研究を行わなければならなかった。
 
証明する責任があるのは、ワクチンを製造する製薬会社と安全を押し付けてくる人々の方ではないのか?
 
実際、「ワクチン接種が腎疾患を引き起こさない」ことを示すデータがない一方で、「ワクチン接種が腎疾患を引き起こし得る」と考えられる理由が多数あるのにも関わらず。ワクチン接種と腎疾患の関連性に着目する人が今までいなかったのだから、関連性が証明されていないのは当然のことだ。
 
この時、私の経歴で初めて、患者の腎疾患の治療方針について自分の意見が通らないことを経験した。それまでは、特定の薬で腎臓が悪くなっていると示唆すれば、その薬は即座に中止された、何も問い返されずに。いくつかの高血圧薬、抗生物質、鎮痛剤などでも中止した薬があったのだが、しかし、この時、自分の受け持ちの入院中の腎疾患の患者たちにワクチン接種されるのを防ぐことが出来なかった。
 
ワクチンに疑問を抱くことは、「立ち入り禁止」と書かれ、パンドラの箱を完全に開けたようなものだった。患者への対応については二枚舌というしかない状態だった。私はワクチン回避をやり過ぎると言われ病院のワクチン接種ポリシーに介入するなと言われるようになった。
 
私に耳を傾けてくれる同僚に、患者にワクチンを接種すると腎疾患が悪化したり新たに腎疾患が起こったりすると指摘すると、彼らは理解してくれてワクチン履歴を記録し始め何が起こっているかを理解した。しかし、彼らは沈黙し続けた。
 
殆どの医者は楽な方を選び、無関心を貫いて治療を続けた。治療方針の間違いや悪影響や限界に気づいた医者もいたが、大勢と同じ治療方針を考えなしに行い続け仲間を守った。
 
専制君主のように医者たちを統制する者に対して、皆が反抗するべきだと説得するために、何をすればよいのか私は分からなかった。
 
この本は私が発見したことを知りたい人に向けて書いた。ワクチンの歴史の真実を解明するための長年の研究の結果を。
 
 
翻訳者 はしがき
 
2023年現在、小児に対する推奨されるワクチン接種は十数種類に及ぶ。定期接種は11種類(麻疹、風疹混合、水痘、日本脳炎、肺炎球菌など)、任意接種は2種類(おたふくかぜ、インフルエンザ)である。その他に幾つかのワクチン(狂犬病など)がある。
 
日本では1849年の種痘法による天然痘ワクチンから予防接種が始まった。1948年のジフテリアワクチンによる84人の死亡(京都ジフテリア禍事件)をはじめとして、予防接種には健康被害報告と薬害訴訟がつきものであった。インフルエンザワクチンは1977年から1987年まで義務であったが、その後保護者の同意を得る形になり、1994年から任意接種に変わった。MMRワクチンは、1989年から使われるようになったが、無菌性髄膜炎発生が問題となり、1993年に中止された。
 
本書はワクチンの被害だけでなく、有効性について詳細に検討している。予防接種の有効性が証明できないことが豊富な科学的な文献と統計的データの裏付けにより明白になるだろう。
 
【新型コロナワクチンの後遺症が徐々に明らかになりつつあるが、当局はまだこのワクチンが失敗だったと認めるほどの死亡者がいないと思っているのだろうか。一体何人の接種者が死亡したらmRNAのワクチンを失敗と認め中止するのだろうか。根本的な問題は推進する者が7回も打っていないことだ】。

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