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社交ダンスー初心者の間違え③

ダンスも情報戦-ダンスの1歩とは?
 
現代では情報を持ったものが勝つ。情報をコントロールした者が勝つ、と思う
日本が戦争に負けたのも敗因は、物量が違うというのもあったかもしれませんが、情報・諜報に負けた。これはドイツもイギリスの暗号解読チームに暗号を解読されてしまった結果です。映画にもなっていますね。

日本軍はミッドウェイ海戦からもう押され気味、既に暗号を読まれていた結果です。真珠湾攻撃も今ではだまし討ちなどではなく、故意に攻撃させたのが真実。アメリカ市民を開戦の気運に持って行かせるには(ルーズベルトはこの戦争には参戦しないと公約して選挙に勝った)、どうしてもハワイ艦隊の犠牲が必要であった。でも主力の空母と艦載機は密かにハワイを離れていて損害無し。艦隊の将軍にも知らせてなかったというから凄い。まあ戦艦や兵を犠牲にしてまで日本に攻撃させるという戦略なら絶対に艦隊の将軍はノー!だから秘密にしておいたのでしょう。

 
今はグローバリゼーションという呼び方で世界戦略、世界を植民地にしたいと考えている人たちがいる訳ですが、日本、ドイツ、イタリアなどの枢軸国とその衛星国家(特に東欧)と連合国の数と兵器や兵隊の数が全く違う。戦争は補給線をどう戦うかが非常に重要であるんですが、戦線で勝っていても物質が補給されなければ維持できない。

そこへ行くと連合国は植民地の人間を騙して兵隊として徴集。補給も問題なし。これでインド戦線では日本は進軍できずに敗退。インド、マレーシア、ビルマなどの指導者は、戦後独立できると思ったらアングロサクソン特有の二枚舌で騙されたと判明。フランスもアングロサクソンに負けずにインドシナではベトナム、カンボジアを独立させず。オランダは戦後また軍をインドネシアに戻してスハルト・スカルノと独立戦争が起きてしまう。

 
まだ、かなりの植民地を持っていたアメリカには、あの当時のアメリカにはまだ「良心」があったのでしょう。結局、彼らは戦場になったズタズタの国土復興支援のマーシャルプランのアメリカに折れて、しぶしぶと植民地を手離すことになってしまった。

日本が最終的にどういう意図が国家としてあったのか不明ですが、あの戦争が無かったら今も植民地は存続してたと思う。連合国側が全体主義、ファシスト、ナチズムと戦ったのはなぜか?そして戦争終了後、宗主国は植民地を存続できる?全部タダで奪い本国に持ち去る、奴隷同様の労働。対価は無し。こんなこと続けて言い訳ないですね。アメリカは「君たちの植民地存続では我々が枢軸国と戦った大義名分がなくなる」と説得したのです。

 
ここからダンスの記事です。ダンスは、私の乏しい経験で言えば、覚える事、上達するためのルールが多い。基本的には、如何に基本的な身体の使い方ができるかに集約されるのですが、普段の身体使いではないところが難しい。若い時から20代で始めていればまあ、何とかなるレベルくらいの時間はあります。その前に小学生のときどのくらい外で遊んだかというのも関係あるかも知れません。
 
知識・情報として覚えても次に身体に覚えさせなければなりません。これも定年迎えてからのダンス歴ではもう時間がない。1週間に1回だけのサークルレッスンでは追いつきません。また、習う種目も多すぎるので無駄な時間になってしまう。先輩・後輩もいない世界。足型は最初はどうしても必要ですが、このフィガーの数にも終わりがない。ベーシックを不完全に覚えたらバリエーションが待っています。そしてバリエーションの踊り方が出来る人が「上手な人」ということが暗黙の誤解。
 
先生一人からの情報は時間的にも限られています。情報が交差するから色々な先生から習わない方が良いと言われたこともありましたが、情報を取捨選択する能力があるなら多い方が有利。ユーチューブではよく分からなかった足型・フィガーを覚え、と同時に本を図書館から借りて来て勉強。金沢正太さんの本など役に立ちましたね。表現が難しかったですが、実戦的な教え方が良かったですね。ダンスの本は高いのでもっぱら図書館頼りでした。
 
今日はずばり「ダンスの1歩」です。「支え足の真上を体重(重心)が通過したポイントから次の支え足の真上を体重(重心)が通過するポイントまで」或いは「中間バランスから次の中間バランス」までと言う表現でも同じ。私たちが欧米人と同じ歩き方をしていれば、こんなこと当然だから気にすることはないのですが、極東の人たちの歩き方は違う。
 
先日簡単に言及した「シャッセの効率的な動き方」を例にとって説明します。オープンインピタス・ターンをコーナーでしてPPになり、シャッセで新LODに出て行くとします。男性左足、女性右足をステップして、「チョン」と説明しているのですが、本当は簡単に「チョン」のステップではないんですね。ライズしている所から、つまり、高い所からのステップなのでトウでするようになっています。ベタ足でも何でも良い訳ではありません。
 
その後、ここからが私の言いたいことですが、上手なダンサーは、男性右脚と女性左脚の大腿部外側が反発するように動かしているんですね。二本の脚を1本にして軸を作るんです。そうすることで安定してステップできるのです。これはいろいろな同じようなフィガーで使えます。これを知ったのは上手な女性(複数)とパーティで踊った時に感じたことでした。本には書いてありませんし先生からも教えてもらっていないことです。競技などやっている人たちはこういう「秘密兵器」を沢山持っているのかも知れません。
 
この時に、初心者の女性に教えるのですが、これは高度な技術でないベーシックのフィガーなので初めから習った方が良いと思います。その時に「はい、右足チョンしてステップして」「次にシャッセで出ます」。私も同調して「チョン」するんですが、「正しい1歩」をステップしているなら必ず女性の左大腿部は後ろに残らないで、私の右大腿部外側同士が並行するはずなのです。ですが「日本的1歩」で「チョン」するとまだ女性の左大腿部と腰の半分は後ろにあるので、「あれっ、大腿部どこに行っちゃった?」となるのです。一緒に大腿部がくっついたままステップしたかったのです。
 
最初は教え方が下手なんだなと思い何度か説明する、「太ももの外側でお互いに押すようにして軸を作る」と、くどいように説明すると分かってくれるのですが、これは直ぐに後ろ脚(足)を「引き付ける」、「引き寄せる」ことが習慣化されていないからだと後で思いました。前進のステップでも後退のステップでも引き寄せる足は速やかに持ってくる。あらゆるダンスのステップです。その時に注意したいのは、前傾・後傾にならない。上体を垂直にする。
 
以上です。
https://youtu.be/tnnF5fXGFhs?list=LL
Anthony Hurley のレクチャー=ワルツの踊り方は<3,2,1>動画の11分55秒辺りから解説しています。
 
 

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