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救いたいは自己満足だった

【私の浅〜いボランティア経験】


精神が自立できなくて

仕事に就けず生活保護を受けてそこから脱却できない人

違法薬物に依存する人

自立できないからといって暴力的な異性に依存する人

みんなが見えていないだけで

世の中にはこんな人がたくさんいる。



私が23歳の頃、とある友人に久しぶりに会ったら

うつ病を発症して生活保護を受けていた。

他人事とは思えなくて、回復して社会復帰してほしいと思った。

彼女もいわゆる毒親育ち。

実のお父さんと再婚したお母さんに育てられた。

2人目のお母さんに激しく虐待されていた。

その友人も幼少期に抜毛症があったと言っていた。

大人になって一旦自立はしたけど、

とあるタイミングでうつ病を発症し、働けなくなった。



いろいろ会話をしているとその友人はとっても他責思考だった。

私はそのころキャバクラの仕事で結果を出し、

ヨガの仕事をはじめていた頃。

自責マインドに磨きがかかっていた時期だったからこそ🧠

友人との思考のギャップを強く感じた。

悲しかった。


後から本で読んだり、人と話してて知ったことだけど

うつ病は前頭葉の可動域が狭くなって、

まともな思考ができなくなる脳の病気らしい。

脳の病気だから、私がどれだけ理論詰めしたところで

変わらないのは納得である。


うつ病になる人とならない人の差はなんなんだろう。。



このままでは彼女は変われないから、

彼女の他責思考をどうにか変えたくて

コンコンと理論詰め、説得した。

でも伝わらない🥹



友人の部屋を定期的に掃除しに行く度に

どれだけ励ましても。根強い他責思考は変わらなかった。


今思えば他人を変えようなんておこがましい。



薬物依存も山ほどみたけど、

辞めたと言いながらどこかでこっそりやってる人をたくさん見た。


結局人は自分できづかないと変われない。



そう悟った私は諦めた。

私が彼女を変えることはできない。

彼女が自分できづくしかない。



私は自分の無力さ、キャパの狭さ、そして覚悟の足りない自分に萎えた😔

私は何もできない、しんどくなってきたらやっぱり自分が可愛い、

私は自分が思うほど善人ではなかった。


ーーー
私が社会に出てから出会う人達は、

そういうリアルとは無縁そうな人が多かった。

そんな人達はド底辺層がいることをわからない。

頭ではわかっているけど、理解していない。

実際目の前にその現実が現れてもなかなか受け入れられない。



だからある意味別の世界線(笑)からやってきた私を受け入れられない。

理由のわからない苛立ちが湧いて、否定する。



どの世界線に住むか、で見えるものは全く変わる。


それでも、いろんな人がいることをまず理解すること、

へーそうなんだーって一旦受け入れること。

それだけでいい🫶

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