隅田川の屋形船
昨日のリハビリ散歩は最初にトラック八百屋で買い物をしてから浜町公園・隅田川に向かったから、普段より少し距離が長い。この数日、少しだけ距離を伸ばしている。何事によらず毎日少しでも前進することが大切なのだ。
監視人殿はいつもトラック八百屋で張り切って買い物をするので、キャリーバッグが重くなるのだが、昨日はやや少なめ、隅田川行を考えての事だとか。昨今、監視人殿も先の事を考えて行動するようになったらしい。
浜町の蕎麦屋「満る賀」の前を通り過ぎて浜町公園に入り、梅の花を横目に数メートルの坂を上がって隅田川沿いに到着する。まだらな白い雲の間から日が照り、風もなく、気分も穏やか、マンション屋上のブルガリアヨーグルトの広告塔の横にスカイツリーが鎮座している。写真を撮る都度、明治から広告料を頂きたいものだと思う。一度交渉してみようか・・・・
暫し隅田川を眺めていると、左手上流から船側に提灯をぶら下げた屋形船がやって来た。前を過ぎる時によく見ると、船内は大勢の人影が並んでいる。土曜の昼、屋形船で隅田川を眺めながらの宴会、コロナ禍から復活したのだろうか。その後右手下流からいつもの近代的な遊覧船が上って来てすれ違う。新旧の対比が面白い。
川の左手上流に目を移すと、高速道路、アーチ型の橋桁、行き交う2隻の船など、よく見ると都心の典型のようでもあり、のんびりとしているようでもあり、面白い。暫し眺めているうちに時は12時、この辺でよかろうと、いつも通り、浜町公園、明治座、緑道経由で帰宅した。