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問題先送り

  昨日の食道癌治療後の定期検査は疑いありとのことで、採取した組織検体の検査待ちとなり、26日に結果を聞くことになった。
 
 朝7時に家を出て、癌研東病院に8時半に到着、採血、CTを順調に終えて、最後に内視鏡の検査だ。
 
 いつもの通り検査台に横になり、鎮静剤を打たれて、マウスピースを咥えて、内視鏡を口から入れられる。喉元を通過する時は苦しいが、通過すればあとはそれほどでもない。内視鏡のチューブに先端からの距離を示す数字が書いてあり、それを見ると、今どのあたりを検査しているかわかる。最初に80センチくらいまで入れるので、胃を検査しているようだ。そこから徐々に引き上げて食道を検査する。40センチから50センチくらいのところで、あっちこっち検査し、組織検体を採取したようだ。最後に喉を見て終了した。
 
 終了後、医師が気になるところがあったので、組織検体を採取しましたと言う。場所は陽子線治療したところかと訊くと、そうではない、もう少し下だとか。(1週間後の)26日の診察時に検査結果を聞いてくださいとのこと。
 
 定期検査は2か月毎に受けているが、このところ内視鏡で異常は見つからず検体を採取したことはなかった。久々の検体採取はいい気分ではないが、何かあったとしても、早期発見だろうだから、対応は内視鏡での治療で済むだろう。
 
 検査台に寝かされたまま休息室に運ばれて、そのまま50分程休憩して解放された。まだ11時前だが、検体を採取しているので、食事は12時20分まで食べられない。それまで病院にいてもすることがないから、人形町まで戻り、お寿司を食べることにした。
 
 人形町の寿司屋「みさき」に到着したのは12時半ごろだから満席かと思いきや、半分程空いており、直ぐにボックス席に案内される。監視人殿はランチ8貫、当方はランチ10貫を、カウンター内の職人に注文する。カウンタ―内に寿司を握る男性が5名ほどいる。前回9月に来た時は半分女性だったが、今回女性はいない。前回はシャリのにぎりがあまく、全体として今一だった。
 
 暫し待つと、ランチ8貫と、10貫が出てきて、直ぐに食べ始める。朝から何も食べていなかったこともあるが、前回とは大違い、シャリも締まっており、魚も美味しい。充分合格、築地の「寿司ざんまい」といい勝負だ。

にぎり8貫と握り10貫(トロを一貫食べてから慌てて写真を撮る)
2人で2980円、会計は自動支払機

 検査結果はすっきりしないが、お寿司には満足した1日だった。 

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