「電話詐欺の注意喚起」
昨日、高校代同期の友人グループの1人、K氏からグループ全員に電話詐欺にあったとのメールがありました。以下、そのメールです。(プライバシーの観点から一部修正&削除)
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私が、最近引っかかってしまった「電話詐欺」について、注意喚起のため、以下ご報告します。
・最初は、NTT職員とみられる人物から、電話があり、固定電話が近近使えなくなると。
・警察回線に切り替わり、登場するのが、(偽)刑事で、あなたの名前で、2年前にスマホと銀行通帳が作られ、犯罪に使われた。
稲川系の高橋某が犯罪グループの一人で、その周辺を調べており、このことは、捜査に支障があるので、誰にも話してはならぬ。
あなたは、高橋某に、個人情報を貸した、重大な被疑者である。
詳細のやり取りは、スマホのLINEで、起きた時、家を出る時、戻った時、報告するように。
銀行口座が、被疑者の疑いが晴れるまでは凍結されるが、それを免れる方法は、「優先調査」を受けることだ。
・その後、(偽)検事が登場。
以下、長くなるので、詳細は省きますが、結局、他人名義の口座に、送金させる手口です。
この種の詐欺は、「劇場詐欺」と呼ばれているらしい。
こちらとしては、相手が本物の刑事かどうか、確認ができないまま、捜査に協力する「正義感」が裏目に出て、気が付けば、他人名義の口座に送金してしまうという、極めて巧妙なストーリーです。
皆様におかれましても、充分気を付けてください。
私は、対策として、殆ど営業電話しかかかってこない固定電話は外すことにしました。
最近、とみに感じるのは、「集中力」がなくなってきたこと。
そんな中で、このような事件が起きてしまいました。
追:先のメールに加え、私には、(偽)刑事から言われた、捜査に協力しないと、「少なくとも2週間は拘束される」という脅迫観念がありました。
昨夜、○○君にこの件を話したところ、皆に知らせた方が良いと助言があり、こんな事件に引っかかった自分の恥とは思うが、決心して、メールしました。
警察からも、皆にこの事件のことは、知らせてほしいと言われています。
私には、以前「あぐら牧場事件」で、多額の損をした経験があり、今回は、2度目で、せいぜい「相続額」が減った、生きている間に使う資産には影響はない、というように、考えることにしています。
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K君は少々太めだが、病期とは無縁で、時々海外旅行を楽しみ、読書が好きで知的レベルが高い。年に2度のグループ懇親会の幹事をしている。その彼が引っ掛かる電話詐欺はさぞかし巧妙なのであろう。私も気を付けねば・・・・。