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塩狩峠

 今月23日に以前よりSNSで親交のある女性2人(ⅠさんとHさん)と我夫婦の4人でお会いすることになった。
 
 私がnoteに来たのは2年程前だが、その前から某SNSで月に1,2度の頻度で日記(月記?)を投稿している。同じく日記を投稿している何人かの方とコメントを交換し(オンラインで)親しくさせていただいている。
 
 Ⅰさんはそんな中のお友達の1人だ。妙齢の女性と言いたいところだが、残念ながら(?)年齢は私と同じ。長く病院の看護婦をされて、その後も介護施設、訪問看護ステーションに勤務し、2年前に退職、夫殿と千葉に住んでおられる。熱心なキリスト教の信者であり、三浦綾子さんを信奉し、旭川の三浦綾子記念文学館をたびたび訪れている。
 
 私もかつて「氷点」に惹かれて、三浦綾子さんを読み漁ったことがある。なかでも「塩狩峠」に感動し、くり返しんだものだった。クライマックスは・・・・キリスト教信者の主人公が乗る列車が、塩狩峠の頂上付近で最後尾の車両の連結部が外れる事故が起きる。彼は乗客を守るため、線路へ飛び降りて、客車の下敷きとなり自ら命を落とした。乗客は全員無事に助かった。この部分でいつも涙を流したものだ。
 
 Ⅰさんとは「塩狩峠」について、それなりの中身の濃いコメントのやり取りしたこともある。彼女は前からエッセイ集を出しており、最近、5冊目を発刊した。で、その本を当方に送るので読んで感想を訊かせいただきたい、ついては、同じくSNSで文章を投稿しているHさんと二人で人形町に伺うので、私と奥様とお会いしたいと言われる。因みにHさんは我々より10年以上若いまさに妙齢の御婦人だ。
 
 監視人殿は嫌がるだろうと思ったが、快諾したのには意外だった。ここに至ってお断りする理由はない、とんとん拍子で話しが決まり、24日に人形町のお寿司屋さんで会食することになった。送られた本も届き、読み始めたが・・・・兎も角23日までに読み、感想をどう述べるか考えておかねばならない。

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