![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111152987/rectangle_large_type_2_10e31dff73bc609b6f812794c0021dd4.jpeg?width=1200)
御嶽(みたけ)神社
2008年8月に日記が続きます。
河鹿園に一泊した次の日は、折角ここまで来たのだからと、
御嶽(みたけ)神社に向かった。
宿に3ペア6人分の荷物を預け、バス、ケーブルカー、
リフトを乗り継ぎ、御岳山の見晴台に到着。
暫し景色を眺め、そこから徒歩25分と表示されている
御嶽神社に出発する。
最初は下りの山道だったが、少し開けたところに出ると、
民宿や別荘らしき建物などが点在し、足元も舗装されている。
暫く歩くと、上り坂になってきて、それも徐々に、きつくなる。
3人並ぶのがやっとといった道幅の両側に、茅葺の家や、
杉の巨木などがあり、それぞれ、面白い。
やがて、両側に休息所を兼ねた土産物屋が並び始め、
もう直ぐ神社といった雰囲気になる。
息子夫妻たちは普通に歩くのだが、監視人殿は少し歩いては、
少し休むとった繰り返しで、どんどん遅れる。
俺は監視人殿に合わせるが、そのうち、嫁二人が、
こっちに合流し、一緒に歩いてくれる。
息子はかってで、嫁は優しい・・・らしい。
最後は夏の日差しに晒された急な階段の連続で、
息も絶え絶えではあるが、兎も角御嶽神社に着いた。
25分どころではなく、1時間近く、かかった。
監視人殿は神社の横、日陰の階段に座り込み、暫し休息。
細いふくらはぎを膝まで露にし、顔を見なければ、女学生だ。
嫁たちは少し離れたところからそれを見て、
お母さんかわいい、など失礼なことを言う。
神殿は朱の塗装が施され、少々けばけばしい。
それでも、全国津々浦々にある御嶽神社の総本山(?)
ということもあり、お賽銭を入れてお参りをする。
監視人殿は手を合わせて何事か言っていたが、
なにを頼んだのか、おおよそは分る。
帰りの下りは楽々で、途中、氷を食べ、更に蕎麦を食べ、
無事に荷物を預けてある宿に戻り、
全員で記念(証拠)写真を撮り、行事は終了。
![](https://assets.st-note.com/img/1689765505737-JFj8xR0IqN.jpg)