神戸のライブハウスでジャズを楽しむ
2019年6月の日記です。
先週の土曜日、神戸北野坂のジャズハウス、ソネで、
ピアノの石川武司氏、ボーカルの山添ゆかさん、を堪能した。
日曜の昼ソネを聴きに行く時は、13時半開場の30分前に並ぶのだが、
いつも既に先客がおり、開場時には長蛇の列だ。
今回は、開場17時の15分前に到着したが、
昼とは様子が違い、誰もいない。
開場時には他に一組が待っているだけだった。
最前席を確保して、先ずは食事と飲み物ゆっくりと食べて飲む。
ビーフサンドイッチは意外と(?)美味しく、儲けた気分になる。
持参の本を読んで待つうちに、徐々に客が増えて
5,60人でほぼ満席になる。
18時50分に最初のセッションが始まる。
1セッション40分で、休息を挟んで合計4セッション、
終了は23時の予定。
石川武司氏のピアノはNHKテレビで何度か聞いてファンになり、
是非生で聞きたいと思っていた。
力強さと繊細さを兼ね備え、特に高音域の変化は素晴らしく、
これぞジャズピアノだ。
体全体を大きく動かし要所で嬉々として右手に覆いかぶさる様は
演技の如くであり、目でも楽しめる。
ベース、ドラムとともに、2曲演奏した後、
ボーカルの山添ゆかさんが登場する。
スモーキーな低音、透き通った高音、声量たっぷりの中音を
自由自在に組み合わせて、情感たっぷりにジャズを聴かせる。
一番前に座る私を見つめながら、
You'd Be So Nice To Come Home To・・・と囁くのである。
最後の4セッション目が終了し、後ろを振り返ると、
観客は既に半分ほどになっていた。
食事をしながら会話をしている人も多く、
耳障りではあったが、本来、食事をしながら
ジャズライブを楽しむレストランだから止むを得ない。
三ノ宮から電車で姫路に戻り、帰宅したのは深夜24時、
次回は3セッション目で退出かな。