我誕生日

　今日、1月14日は、私が尊敬するアルバート・シュバイツア―の誕生日であり、同時に・・・・我78歳の誕生日だ。この数年、体調に問題があったが、無事に誕生日を迎えることが出来て、ただただ感謝している
 
　当方は、4年程前から脊髄変性症と認定され、歩行時の不安定、喋る時に呂律が回りにくいなどの症状があるが、毎日のリハビリで日常生活には支障がない程度に保っている。3年前には食道癌を発症、陽子線治療後も再発、再再発があったが、いずれも治療が成功して昨年1年間は小康状態だった。
 
　監視人殿は若いころから体が丈夫とは言い難く、50代でシェーグレン症候群という免疫疾患系の難病と認定されている。以降、日頃から無理しないと心がけ、旅行は常にゆったりとした計画を立てて、必ず一泊までとしている。それにしては北海道から沖縄まで日本中を旅行し、心行くまで楽しめた。
 
　その後、シェーグレンの顕著な進行は見られず、昨今は当方の通院、毎日の散歩に付き添い、今や主客は完全に転倒、もはや当家の大黒柱の様相だ。蛇足だが、この5日間ほど、風邪で苦しんでいたが、昨日あたりから回復に向かっている。大黒柱の回復に当方もホッとしている。
 
　昨今、朝から晩まで二人だけの世界で過ごしているが、特に監視人どのは当方以外との接触が殆どなく、些か問題かもしれない。今月23日は私の従妹会が人形町で予定されているが、監視人殿は当方の付き添いとして特別に参加することにした。24日はわが高校時代からの旧友と夫妻で会食することになっている。25日は長男家と会う事になりそうだ。
 
　明日どうなるか分からないのだから、やりたいこと、楽しそうなことは即実行するのだ。