メルカリ事件

　先日メルカリに出した商品でちょっとした事件があった。

 　昨今、ルームウォーカーの購入に伴い、ソファーを別の部屋（物置部屋）に移したことが発端になり、監視人殿が別室に積まれた段ボールを整理し始めた。いわゆる断捨離だ。

 　捨てるものが色々出てきたが、なかに未使用のエアコンクリーナーがある。梱包されたままの新品が何故か6本もある。当家のエアコンはフィルターが自動洗浄式だから、クリーニングは専門家にやってもらうしかなく、何故クリーナーが6本もあるのか不思議だが、ともかくあるのだから何とかせねばならない。

 　監視人殿がメルカリで売ってくれというので、写真を撮ってメルカリにだした。値段を調べると同じものが一本2000円程度だ。直ぐに売ってしまいたかったので、6本まとめて3000円と超割安で出した。案の定、出したその日に買い手がついて、直ぐに梱包してヤマトの営業所に持ち込んで発送し、この件は一件落着した。

 　次に、未使用で梱包されたままのアースレッドとバルサンが出てきた。全部で10個ほどあり、こちらも何故こんなにあるのか不思議だが、ともかく処理せねばならない。又もメルカリがよかろうと、写真を撮って準備する。値段を調べると、色々あるが、一つ1000円くらいが多い。今回も直ぐに売りたいので全部で2000円と更に超安値で出すと、目論見通り直ぐに買い手がついた。直ちにヤマトに持ち込んで発送し,これにて一件落着・・・・のはずだった。

 　ところが、発送した後で、メルカリから以下のメールが来た。

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恐れ入りますが、お客さまが出品された下記の商品は「禁止されている出品物」に該当するため、削除になりました。
◆該当商品
　商品ID： m27635122056
　商品名： アースレッド、バルサン
　価格　： 2000
※詳細は以下ガイドを必ずご確認ください
◆禁止されている出品物
・医薬品、医療機器
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 　改めて商品の写真を見ると、確かに「医薬品」と書いてある。個人が勝手に医薬品を販売するわけにはいかないだろうから、メルカリが削除するのは当然の措置だ。

 　しかしながら、品物は既にヤマトで発送済みだ。その旨メルカリにメールすると、ではヤマトに連絡して発送元に返送すべく手続しますが、間に合わなかったらそのままです、との事。

 　結局、返送の手続きは間に合わず、品物は既に買い手に着いていたようだ。しかも取引は削除されているので、入金はできない。買い手はタダで品物を手に入れたことになる。たとえ返送されても困るから、これでいいのだが、それにしても何となく釈然としない。