秋深し
昨日、都心の最高気温は21度、冬を手前に一月ほど戻った陽気だった。隅田川の写真(年賀状用?)を撮ろうと、腰の調子のいい午前中に出発した。隅田川までは1キロ程度、我々のペース歩いて15分弱だ。
浜町公園を抜けてゆるい坂を上がり、いつもの観測地点にでて隅田川を見おろす。隅田川の川面は雲一つない青空を反射して青濃く波打っている。相変わらず川向こう正面にブルガリアの看板があり、その横にスカイツリーが鎮座している。本日のスカイツリーはグレイの鉄骨が日の光を浴びて白く光っている。
暫く眺めていると、左方上流から大型の観光船がやって来た。スカイツリーとその真下を進む観光船、年賀状の写真にいいかなと、何枚もパシャパシャと写真を撮る。いい写真が撮れたと満足して隅田川を後にする。
浜町公園まで戻り、いつものベンチに座る。腰が痛くならないうちに一休みするのが我が散歩のこつなのだ。平日の午前中は人がまばらで、わんこ連れも見ない。目の前の林は紅葉と常緑が適度に入り混じり、秋そのものだ。左方広場の銀杏は既に黄色い葉が少なくなり、やや寂しい。
一休みして腰が元気になり、帰路につく。銀杏並木を眺めながら明治座前を過ぎ、秋の緑道を経由して12時前に帰宅。