浅草の釜めし「むつみ」
2013年12月の日記です。
12月に入り、やや体調不良(酒が原因か?)だったが、
土日の引き篭もりで略回復した。
3連休の最後、23日の昼、浅草に釜飯を食べに行った。
雷門側から見て浅草寺の裏手にある「むつみ」は
釜飯屋として有名で、テレビにも何回か登場している。
旧い木造2階家の引き戸を開けて中にはいると、
左側の板の間に6,7の座卓があり、ほぼ満席だ。
2階もあるようだが上がった事がないので詳細は不明。
カウンターで仕切られた右側が調理場になっており、
2人で調理をしている様子が見える。
中央奥の小さな座卓が帳場になっているようで、
お兄さんが、電話の応対や、勘定の計算をしている。
かろうじて空いていた角の席に案内されるが、
よく考えると、前回と同じ場所だ。
「小柱の釜飯」を注文、炊き上がるまで30分程かかるので、
だし巻き卵と海老しんじょうをつまみに酒(よしの川)を呑む。
酒も旨いが、つまみの方もなかなかで、
特に玉子焼きは一口噛むと薄味の汁が口に広がり、
これぞ、だし巻き卵だ。
ただし、かなり大きく、半分でもいいかなと思う。
予定通り30分後に小柱の釜飯が登場する。
上に乗った小柱をご飯とかき混ぜて、再度蓋を乗せて5分ほど蒸らす。
1人前でお茶碗3杯ほどあるから、我々にはやや多すぎるが、
ご飯によく滲みた控えめの旨みが食欲をそそり、間もなく完食。
釜の内側に張り付いたおこげも香ばしく旨い。
食後は腹ごなしに浅草を散策する。
雷門の通りやアーケードの仲見世通りなどは、
観光客でごった返し、中国語、韓国語なども飛び交う。
揚げ饅頭や煎餅屋は何処も2,30人の人だかりだ。
食べ物屋、扇子屋、人形屋などが並び、
覗きながら歩くだけでも、何気に楽しくなる。
通りの向うにはスカイツリーが見える。
その後、銀ブラ経由で人形町に戻ると、
テレビで紹介されたらしく、今半の惣菜売り場前に大勢の人がいる。
テレビの影響力は大きい。