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確定申告のベテラン

  昨日は腰痛が心配で一日引き籠り、いい機会だと確定申告を作成した。
 
 当方は20年ほど前から確定申告を作成している大ベテランだ。国税庁の確定申告コーナーに沿って作成するのだが、3年前までは作成した申告書をプリントし、通知書や領収書を添付して、郵送していた。当時は会社に勤務していて、申告内容が複雑だったこともあり、全てを漏れなく記載するのに苦戦し、一回の土日で終らないことも多かった。年に一度だけだから、なかなか慣れずに前年の経験が生かせないのだ。
 
 収入の記載漏れがあり、2年前に遡って追徴課税を課されたこともある。追徴課税には高額の利子もつく。こちらのミスだから仕方がないが、必要経費の方に明らかな記載漏れがあってもそっちは何も言わない。いささか不親切だとは思うが、相手も商売だから、止むを得ないだろう。
 
 4年前に姫路の会社を退任し、記載内容が簡単になったし、昨年からは電子送付が出来るようになり、印刷する必要がなく、まあまあ楽になった。それでも医療費明細などは別に書類で送付するなど、今一歩だった。
 
 今年は各種の公的なデータがマイナポータルで確定申告と連携され、医療費明細等の送付も必要ない。所要時間は約2時間と過去最短。これならいつでも来いだが、残念ながら(?)年に一度だけなのだ。

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