雨のゴルフ
2011年5月の日記
先週の金曜日は、門司で業界のゴルフコンペ(4組)だった。前日の梅雨入り宣言を裏付けるように、朝から間断なく雨が降る。加えて前夜は深酒だし、ゴルフ場はいかにも名門らしく、昼休みなしのスループレー、全工程カートなしの自力歩行、体力の消耗戦だ。
スタート前はパットの練習をやる気になる程度の小雨、最初のホールは順調にパー、ところが、5番辺りから本降りになり、風も出てくる。油断するとグリップがすべるし、スイングが早くなり精度が落ちる。スコアを書き込もうとすると、帽子からぽたぽたとカードにしずくが落ち、濡れて柔らかくなり、数字が書き込めない。
スコアはどうでもよく、兎も角早く終わりたい。プライベートならとっくに止めているのだが、一応は、競技なので勝手な事は出来ない。プレーが進むにつれてますます降りが激しくなり、フェアウェイはいたるところで水溜り状態になる。
手入れの行き届いた、状態のいい名門ゴルフ場とは言へ、これほどの雨ではいかんともし難いようだ。シューズの中までぐちゃぐちゃに濡れる。グリーンには水が浮き始め、パットにならない。9番ではバンカーがプールになっている。
前半を終えて茶店に入ると、前の組が蕎麦を食べている。こちらも前に習って蕎麦を食べながら協議の末、中止と決定。入浴後、半分で成績を決めるとのことで、成績発表&宴会となる。どうでもいいことだが、ハンデに恵まれて2位とのことで、それなりの賞品(券)をいただいた。ついているのか、いないのかよく分からない。
アルコールが回ったところで、今日の雨は誰が悪いのかとの論議があり、普段の行いは悪くないと全員が主張、結局、犯人は幹事と決めて一件落着。無難な結論だが、やはり、ゴルフの幹事はするものではない。