辻井伸行さんのピアノを聞きました。自分を表現する方法を見つけた人の強さ
先日、辻井伸行さんの演奏を聞きに行ってきました。
「圧巻のチャイコフスキー」
一度生で聞いてみたかったのです。
クラッシックには詳しくないし、ただなんとなく思ったことしか言えないですが、
辻井さんの「ピアノ協奏曲第一番」の演奏がはじまると、
なんだか自分でもよく分からないけど、予期せずツーっと涙が出てしまい、
周囲にも涙を拭っている人の姿がちらほら。
ピアノの音色は温かくて柔らかく、
時にオーケストラと同調して、
時にそこに立ち向かって飛び込んでいくような感じで、
自分を表現する方法を見つけた人の強さのようなものを感じました。
最近、ロシアの事や、3.11、直近の大きな地震、ガーシーchで知る芸能界実体など、心が苦しくなるニュースが多くて。。
そんな中、心が癒される感動の時間でした。
ただ、第一部の東京フィルハーモニーの演奏は本来は「スラヴ行進曲」でしたが、ロシア侵攻のご時世柄、ロシア帝国国歌のメロディーが盛り込まれているこの曲は適切ではないとされたのか?変更になっていました。
ロシアのチャイコフスキーの素晴らしい音楽がこんな風に国境を超えて、いま日本の人を幸せにしているように、世界中の人がなんの不安もなく音楽を楽しめる日が、1日も早く訪れますように。
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