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私の好きな Nirvana のベスト5曲

現時点でのrockin'on最新号である2024年5月号は、「カート・コバーン没後30年」でNirvanaの特集である。

これを読みながらNirvanaを聴きまくっている。さらに少し前に買った、Nirvana特集のMUSIC MAGAZINE 2021年12月号

も引っ張り出してきてもうNirvana三昧である。
というわけで、Nirvanaのベスト5曲をやってみたいと思う。


まずはDiscographyから。

1. Bleach (1989)
2. Nevermind (1991)
3. In Utero (1993)

アルバム全3枚、全38曲である。もちろん、EPやアルバム未収録曲も多々あるが、伝説のバンドとしては曲数が少ないのは間違いないだろう。

このバンドと自分の出会いだが、記憶を辿ると多分「聴かず嫌い」で「Nevermind」は避けていた気がする。当時、あまりに話題が凄くて、世の中のメディア(といっても大半が音楽雑誌だったのだが)も取り上げまくるか全く取り上げないか、の2極化していた気もする。メタリカのメンバーがお気に入りとしてNirvanaを挙げていたのは有名な話だが、Nirvanaと同列で挙げていたSoundgardenの方はよく聴いていたな。

メタリカのブラックアルバムも影響されたと思われるNirvana、そして「Nevermind」、今聴き直してもやっぱり圧倒的に「暗い」。このアルバム「後」はこぞって多くのバンドがグランジ化していったのであった。もう30年以上前の話だが、未だにあのムーブメントを超えるものはないと思う。

自分がリアルタイムでしっかり聴いていたのは「In Utero」。こちらもしっかり暗いのだが、暗いなりに取っ付きやすい印象で、当時は結構聴きまくっていた気がする。

その後カートの自殺があり、完全に伝説化していった。当時はもちろん、今までも事あるごとに取り上げられ、2024年現在でも表紙を飾るぐらいのインパクトを残す、というのは凄いことだし、やはり2度とは現れないのかなと思う、少なくとも自分が生きている間は…

今回このバンドのオリジナルアルバムおよび数多くのライブアルバムを聴き直して思ったこと。まず初期の頃はグランジ的なリフ一発勝負!みたいな曲が多いが、徐々にソングライティング力が向上し非常に完成された楽曲が増えていくこと、そして圧倒的にカートの歌が美しい!こと。
今回聴き直した中で、一番感動したアルバムが以下

歌の上手さ・艶っぽさはオリジナルアルバムでも証明済みだが、ノイジーなギターやパンク的な叫びで隠されていたものが一気に表に出た感じ。


いよいよ、オリジナルソングとしてのベスト5曲は以下。

1.All Apologies <In Utero (1993)>

感動の「Unplugged …」から。ギターとかは結構音外しているけど、ボーカルが圧倒的。


2.Smells Like Teen Spirit <Nevermind (1991)>

この曲は"Hello, Hello, Hello, How low?"とそこからのサビがカタルシス、なのはそうなのだが、イントロとサビでのドラムの跳ねっぷりがいいなと感じていたら、過去のインタビューでデイヴが「ファンクやディスコを参照していた」と言っていたらしく納得。


3.Heart-Shaped Box <In Utero (1993)>

リアルタイムではこの曲を一番聴いていたかも。「In Utero」は発売日にゲットしたし。しかしやっぱり暗いなあ・・・


4.Negative Creep <Bleach (1989)>

これはもうメタル。確か最初に聴いたのは ↓ こっちだったかも。


5.Come As You Are <Nevermind (1991)>

このバンドからするとかなりキャッチーな部類に入るのでは。こういう曲も魅力の一つ。


次点は以下。

Territorial Pissings
Radio Friendly Unit Shifter
Lithium
Tourette's
About a Girl


来日ライブは1992年の1度切り?だったのかな。日本で購入したパジャマで登場して1時間やるかやらないかのライブだったらしいけど、見れた人は貴重だね。



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