小説を書くときに使うツール

タイトルの通りです。二次創作の字書きが使っている便利ツールの一覧になります。個人的な備忘録としてまとめました。
前置きを飛ばしたい方は目次をご覧ください。



メインはパソコンです。モニター、キーボード、マウスがあればOK。スマホは出先や寝る前にネタを思いついたときに使います。

作業環境は参考までに。
パソコンのOSはWindows、ミドルスペックのゲーミングパソコンに24インチのモニターでグラブル(ソシャゲ)+作業用の動画視聴+小説を書く並行作業をしていますが、オーバースペックで電気代がもったいないのでおすすめできません。

正直なところを言えば、スマホで動画をピクチャーインピクチャーで見ながらソシャゲと小説を二画面にしてやれば事足ります。

タブレットの導入も考えましたが、私の場合は公私ともにスプレッドシートやGASなどのGoogleのツールやアプリを利用していて、モバイル端末だと制限が多く不便さを感じる場面が多かったためパソコンを採用しています。

なんだかんだで快適さ・入力のしやすさ・明るさ・広く作業できる点においてはパソコンの方が圧倒的に便利です。それに加えてゲーミングパソコンはピカピカ光ってくれて心が躍ります。毎日カーニバル。

それでは、小説を書くときに使っているツールの紹介です。


Googleドキュメント

文章を書くために使います。
メリットとデメリットを比較していきます。

メリット

・無料
Googleアカウントがあれば無料で使えます。ワードと機能が似てるので、操作にも慣れやすいです。
私はゲーム用に購入したゲーミングパソコンでOffice製品を付けなかったので、これ一択でした。
余談になりますが、買い切り版のワードやエクセルを後付けする場合、購入当時の倍のエグい出費になるのでよく考えて付ける/付けないの判断をしてもらえればと思います。私はサブスク版の365を試しましたが、買い切り版と比較して使用感が全く違うので、継続を断念しました。

・パソコンとスマホのどちらからでも入力可能
出先でネタが思い浮かんでも、スマホがあればぽちぽち打ち込めて楽。

・自動保存機能、変更履歴の復元 ※パソコン限定
「パソコンがフリーズしてしまった!」「文章を書き直したけど、修正前の方が良かった…」というトラブルにも対応できます。

・文字数カウント機能
ツール→文字カウント(またはCtrl+Shift+C)でページ数、ワード数、文字数、スペースを除く文字数を調べてくれます。入力中に文字数を表示にチェックを入れると左下にカウントが表示されるので便利です。

・文章校正(スペルチェック機能)
精度は低めですが、誤った文字列を赤色の波線で教えてくれます。文字列を右クリックすると、修正候補が表示されます。ツール→スペルと文法→スペルと文法のチェックからも同様。


デメリット

・行頭一字下げが使えない
見た目だけの変更であれば、表示形式→配置とインデント→インデント オプション→ 特殊インデント:先頭行、数値:0.4に変更で対処できますが、別の媒体へ文章をコピペすると、行頭一字下げが消えてしまいます。横書きのWeb小説の場合はそういうものと割り切って字下げを封印するのも手ですが、イベントで本を出すときなど、縦書きの文章に字下げが付いてないと、なんとなくぞわぞわします。

・改行や文字に関する増減のしにくさ
ダッシュ(―)や三点リーダー(…)を偶数個増やしたいな~と思ったとき、ちまちま検索して置換する作業は大変です。慣れてくるとCtrl+Fの手間すら惜しい。

・文字の修正
例えば、「気づく」という表現を使ったとして、「気付き」「気ずき」など表記ゆれや誤字は検索に引っかかってこないので見過ごしてしまうことになります。

お世話になっているツール

投稿時や文章の見直しの時によく使っています。
バージョンアップやURL移転の可能性もあるので、必ず利用規約や最新情報などを確認してください。

SS名刺メーカー/文庫・新書ページメーカー

※必ず利用規約と注意事項を確認したうえでご使用ください。

とてもおしゃれで良い感じに仕上げられるので重宝しています。
X(旧:Twitter)を活動拠点にしている字書きさんが生涯に一度は使った経験があると言っても過言ではないツールです。

用途としては、全年齢向けSSだしリンクを踏んでもらうのもなんだかな~と思ったときや同人小説出すときのサンプルとして使わせていただいたりと、様々です。画像で小説を投稿できるので、検索避けにもなります。
小説の前半を画像化してTwitterに投稿し、成人向けの描写はポイピクやぷらいべったーへ誘導する、というやり方にも使えます。

白背景にするなら文字色は少しグレー寄りに調整すると垢抜けて見えます。
個人的によく使う黒色は「#222222」「#333333」「#464646」です。色味は左から順に黒寄り、ダークグレー、ほんのりダークグレーとなります。数字だけのカラーコードなのでとっても覚えやすい。

ざっくり見た目はこんな感じ。noteの文字色は#222222だそうです。


スペンタ(小説を投稿する時の面倒を省くツールを作ったよ)

小説投稿に便利なウェブアプリツールです。
会話文の前後に改行を入れたいときや後から字下げを入れたいときに重宝しています。いつもお世話になっています。


difff《デュフフ》(テキスト比較ツール)

二つの文章を比較して、追加された文字や削除された文字を色付きで表示してくれます。
空白や改行込みの文字数もまとめて表示されるので助かってます。文字数カウントや比較だけならGoogleドキュメントでも可能ですが、これが一番好きです。いつもお世話になってます。


会話文抽出機(小説推敲支援ツール)

すけべ小説でワンパターンになりがちな喘ぎ声を見直したいときに使いました。いつもお世話になってます。


Heartlogic Proofreader for GDocs(簡易校正ツール)

GoogleスプレッドシートとGoogleドキュメントを使います。
環境構築はほぼコピペでなんとかなりますが、プログラミングの知識が必要です。
固有名詞、一人称・二人称の誤字、慣用句、ら抜き言葉など、指定した文字列について校正や置換が可能です。
使い方次第では、ダッシュ(―)、三点リーダー(…)の使用個数を偶数個に整えたりもできます。
Googleドキュメントでちまちま検索して置換する作業から解放されるので重宝しています。いつもお世話になってます。


頻出ワードランキング関数 for スプレッドシート

Googleスプレッドシートを使います。
リンク先からコードを含んだGoogleスプレッドシートをコピーできるので環境構築は不要です。
自分の性癖を知るにはよく出るワードを調べるのが一番だと思い、こちらをお借りして過去に投稿した約60作品から小説ワードランキングを出してみました。いつもお世話になってます。

人名、シリーズもので頻繁に出るワードは除外しました。界隈の方ならお分かりかとは思いますが、キャは人名にくっついているものが抽出されています。あえてそのままです。伏字はすけべワードです。言葉遣いの観点で見ればガキも伏字の方が良かった気も。すみません。


Canva

URLの埋め込みが機能しなかったので検索していただけると助かります。
小説の表紙やサムネイルを作成できるWebサイトです。
会員登録が必要で、一部の素材を除き、基本的に無加工でなければ、商用利用可能となっているので重宝しています。
著作権フリーではない点にご注意ください。

また、ご使用の際は提供元の確認を強く推奨します。

このWebサイトとは無関係ですが、過去にフリー素材だと勘違いして、学校の配布物にイラストを無断使用して賠償金を請求された問題もあったので、用心するに越したことはないと思います。

それから、生成AIイラストについて、私は肯定も否定もしませんが、現状は「法整備がされるまでは、当分の間使用を控える」という姿勢でいます。

リンク先のノートが個人的にわかりやすかったので共有いたします。

追記
全然関係ない話題ですが、この記事の投稿日はグラブルの風古戦場本戦1日目真っ只中でした。今回は個人船参加でのびのびと走れる状況だったので、息抜きがてら書いた内容になります。

個人ランキング9万位報酬を目指して頑張ります。


お疲れ様です。郡内夜でした。