日本における大麻草の歴史
今日は、日本における大麻の歴史を少しお話いたします。
日本における大麻の歴史
そもそも大麻草は、日本人にとって身近な農作物として、縄文時代からほんの70年ほど前(戦前)まで、私たちの衣食住や神事を支えてた素材でした。
日本では1886年から1951年まで、国が定める『日本薬局方』という医薬品リストに、「印度大麻草」「大麻チンキ」「大麻エキス」といった大麻由来の医薬品が収載されていました。
これらはぜんそくや痛み止めとして実際に流通していましたが、1948年に制定された大麻取締法によってその医薬品としての取り扱いが禁止。
1950年代には約37,000軒いたという大麻草農家は、厳しい法規制と化学繊維の普及、はたまた私たちの生活習慣や意識の変化によって、2019年には40名未満にまで激減しました。1948年以降、日本国内での研究はほぼできない状態が長く続いてきたのです。
それにしても私たちのどれだけが、神社における神事や鈴縄、相撲でいえば横綱の綱、他にも和紙、花火の助燃剤、茅葺き屋根など「日本文化に欠かせない素材としての大麻草」を認識できているでしょうか。
今後、CBDとして多くの皆様にお役にたてるよう、弊社としても邁進してまいります。