「ホピの予言」からのメッセージ
アメリカンインディアンであるホピ(Hopi)。
ユタ州・アリゾナ州・ニューメキシコ州・コロラド州が交わるフォーコーナーズに住む先住民族です。
彼らはオリオン座の星との関係も深いとされています。
ずっとずっと観たかった映画『ホピの予言』なぜわたしは惹かれるのか?
以前からネイティブアメリカンの教えには興味があったのですが、
わたしの前世についてアカシックから教えて頂いた中に
「マヤの時代にも生きていましたよ。
女性でしたけど、隣町まで手紙を届ける伝書鳩みたいな仕事をしていました。だから、人に伝えるのがとても好きな人」
と教えていただいた事を思い出しました。
ホピの伝説によるとマヤは
人類誕生の日に教えられた「父なる天」と「母なる大地」の教えにそむき、
巨大な都市を築き、権力に酔い、邪悪な宗教を創始して亡びることとなった「ホピの悪い兄弟」と言われているんです。
ホピはその末裔。
【大洪水の際にアントピープルが地下世界へ避難させてくれた】という伝説や
(この大洪水は、シュメールの文献や聖書にも出てきますね)
アステカ神話や他の多くの神話に似た時間サイクルの伝説もあり、わたしも大好物の世界なんですが(笑)
今回はナチュラルに「ホピの予言」という映画の上映会に参加した感想をお伝えしたいと思います。
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ホピとは、平和に溢れた人々、平和の民という意味。
昔の日本人の精神性とも近い人たちと感じます。
"大地の世話の仕方は、創造主から教わっている。創造主は、すべてのものを人間の為に完璧にお造りになった。
そのすべてと調和し、バランスを取りながら質素でも精神的に生きていく。"
…それを忘れて行き、先程の"マヤ"のように物質主義に生き、完璧だったものを破壊し続け滅びていった文明を繰り返し今に至る。
そしてまた今その危機を迎えるかもしれない…。
ホピ族の予言や教えの口承は、ある時まで門外不出でした。
ですが、ある時を迎え、地球全体の危機を救う為に世界に伝える事を決めたのです。
それはいつだったのか?
第二次世界大戦がきっかけでした。
米国が広島、長崎へ原爆を投下してからです。
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第二次世界大戦中、米国政府は原爆開発のためにホピの聖地から資源を取り出すために、何の許可もなく、元々住んでいたホピたちを大地から追い出し、ウランを採掘しました。
そして、残していった放射性廃棄物のせいで、ホピの人々は病に侵され奇形児が生まれたり、ガンが発生するようにもなってしまったのです。
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映画の中では分かりにくかったのですが、
フォーコーナーズのホピ居留地は現在、
ナバホ居留地にすっかり囲まれていてナバホの居留地と重なっており、
ホピよりも今はナバホ部族政府の中の大問題になっているそうです。
(ナバホはアメリカ先住民最大部族で、ナバホとホピは米国政府の介入問題に対して、お互いに助け合う様に備えるよう
ホピの教えと口承で伝えられていたそう。)
ウラン採掘坑はホピの居留地には無く、
ナバホ居留地に、廃坑含めて千箇所以上もあるとの事。
強制移住は主に、聖地ブラックメサでの石炭採掘で起き、採掘については数年前から次々とストップしているんだとか!
"ウラニウムは母なる大地の肺にあたる。
地中に置いておくように。それがマザーアースの教えだ"とホピは語ります。
そんな言葉をも無視し、ウランを採掘し、ホピの間で口承されてきた通り"黒いひょうたん"なる原爆を作った米国政府。
この原爆の投下についてホピの先祖が岩絵に刻んでいました。
先ず、【a創造主】はひとつ目の丸○であるb。【b永遠の平和】…これはワンネス。ワンネスであるこの世界をお造りになった。
その上にある【cの十字のシンボル】これは、どこを目指し進むべきなのかを導く星とも言われています。
そしてAとB2つの道。
【Aの道】創造主と、この世界と共同創造していく世界の道上にある【fの丸○】
それが広島と長崎に落とされた原爆だそう。
その後にBの道へ続く道が描かれています。
ここが運命の別れ道。
【Aの道】を生きて行く先にある【gの丸○】を回避していく。
その先の【nのトウモロコシの実り】
ホピの主食になるトウモロコシ。
素晴らしい循環を生み出してくれる豊かな菌のある土で、自然農法でトウモロコシを作りながら、欲望にまみれず生きて行けば、
【Iの創造主】は現れてまたこの世の全てと調和し生きていく地球が待っているでしょう。
それは、すべての森羅万象があってこそわたしたちは生かされている、という感謝に満ちた生きる道。
そして【Bの道】
別れ道の今、この先もまだ調和とバランスを欠いた物質主義的な生き方を推し進めて行くのならば、
ギザギザの道…幾度と滅びてきた文明と同じ様になる行く末。
【e頭と胴体ふたつに分離されてしまう人間】が現れてくる。
大自然と切り離された生活の中で病んでいく人間の増加。
ホピは、こうしたことのすべてが実際起こるであろうことを知っている。
なぜならこれが神の計画であり宇宙計画(ユニバーサル・プラン)なのだから。
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1991年六ヶ所村でホピ族長老でホピ伝統派通訳詞のトーマス・バニヤッカが日本人へのメッセージ を残しています。
アメリカ先住民は、日本の電力会社に直接出向いて、"核の使用は世界を滅ぼすのでウランの輸入をやめるように"申し入れをしましたが、電力会社が聞く耳を持つことはありませんでした。
そして2011年3月11日
福島で原発事故が起きたのです。
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【生命の始まりから浄化の日まで】
ホピの太陽一族(サン・クラン)のダン・カチョンバ(1875〜1972)が語り残した口承を小冊子にしたものがあります。
この中に、弓一族(バウ・クラン)の酋長が物質主義の誘惑に負け、翌日に亡くなった話があります。
この酋長の息子2人が一族の人々を統率するための行動に出ました。
弟が創造主(グレイトスピリット)を探す旅に出、巡り会えたその土地に腰を落ち着けよう。そして兄が来る事を信じて待とう…。
たくさんの人たちが邪悪な人たちの影響を受けて、いずれ創造主に与えられた生き方を捨てる羽目に陥るだろう。
その時にどうすれば良いか、正しい生活を生き、平和に暮らす為に従うべき幾つかの法を刻み込んだ石板。(その中のひとつが先程の石板です。)
その石板のひとつを携えて更に東へと旅を続ける事を決めた兄は、太陽が昇ってくる所まで行く。
彼らの母親は太陽一族(サン・クラン)に生を預けている者。
彼ら二人は太陽の子どもたち。
だからこの土地から太陽の登るところまで旅をして行く。そして、どこかで今も待ってくれているその人こそ、ホピに違いないと信じながら…。
【太陽がシンボルの国が世界を救う】
ホピにはそんな口承もありました。
【太陽がシンボルの国。東の国。 それは日本である。】
あなたはその言葉を聞いて何を感じますか?
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映画『ホピの予言』監督の宮田雪さんは、
アメリカに渡った翌日に初めてホピの伝統派通訳詞であるトーマス・バニヤッカと出会った時のことをこう書いています。
「わたしは日本山妙法寺山主 藤井日達氏と、仏様の導きにより
インディアンをサポートするために日本からやって来ました。」
そう告げると、トーマスはわたしの顔をじっと見つめ、
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戦後、高度成長期の日本が築いてきたものは、このホピの予言に言わせてみれば
物質主義的に行き過ぎたやり方だったと言えるでしょう。
そんな昨今、SDGsも持て囃されていますが、蓋を開けてみればこれもまた、世界の一部のエリート達によって
世界人類を都合よく利用する為の仕組みだったりします。
わたしたちはもう今までのように、
そのエリート達の作り上げてきた働き方の中で、従順に生きて行く事を選択している場合では無い、ギリギリの別れ道に立たされている様に感じます。
決して脅している訳ではなく、怖がらせたい訳でもありません。
冒頭に記した様に、わたしたちはすべてを与えられていました。
完璧な循環。それを壊してきたのはわたしたちです。
低コストで大量生産出来る様に、
母なる大地を農薬・化学肥料・除草剤などで固くし、素晴らしいサイクルを持つ菌を殺し、そんな大地で作られた物を食べてきたわたしたち。
母なる大地の内臓をえぐり出すかの様に、資源を採取し核を利用し廃棄してきたわたしたち。
そんな廃棄物等や、合成洗剤、プラスチックまでもを海に流してきたわたしたち。
それらをこの先も選んで行きたいですか?
あなたの選択で、この地球の未来は変わるのです。
たった1人が選んだだけじゃ変わらない、無駄だなどと思わないでください。
その、たったひとりの選択こそが、この地球を救うのです。わたしはそう断言できます。
最後に、ホピからのメッセージをあなたへ。
💞愛を込めて💞 Nina💗
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