ハチャメチャ最高 - 映画「帰ってきた危ない刑事」
絶対見たい!と思っていた「帰ってきた危ない刑事」を見て来た。💗
実は、大昔から柴田恭兵さんの大ファン。彼は、東京キッドブラザーズ、そして、その後、少しずつテレビの刑事ドラマに出演し始めて、笑いあり、アクションありの探偵ドラマ「俺たちは天使」で一躍脚光を浴びた俳優さんだ。
今では「柴田恭兵&舘ひろしの危ない刑事!!」が大人気で、世間でセクシー大下、ダンディー高山でお馴染みだったりする。しかし、大昔は、大きな声で「柴田恭兵さんのファンである」ことが言いにくい雰囲気があった。←というのは、私の勝手な思い込みかと思いますが…舘ひろしさんは誰から見てもダンディでしぶ~い感じの素敵な俳優さん。一方、柴田恭兵さんの切れ切れで独特な走り方や身のこなし、かっこよさげなんだけど、なんだか笑えるあの演技。見た感じはそんなにかっこいい顔の作りでもないのに、変に格好つけていて、なんだか嫌いという女性も多々いた。どちらかというと、好きか嫌いの両極に分かれて、昔は嫌いという人の方が多かったのではないかな。そんなこんなで、「柴田恭兵さんのファン」とは公言してこなかった。
しかし、映画の宣伝で、舘ひろしさんや柴田恭兵さんが横浜のパレードに参加したり、神戸や福岡に行かれたりのYoutubeを見ていると、たくさんのファンの方々が駆けつけていて、昔から舘さんや柴田さん、お二人のファンだったという方のなんと多いこと。皆さんも隠れファンだったのか、それとも、大昔から「柴田恭兵さんのファン」を公言していたら、同じくファンの方々にも会う機会があったのかも!?なんて思ったりもした。
柴田恭兵さんも72才。映画が始まったら、72才なりの皺が顔にはいっているのが見えて、恭様も年齢は隠せないなと思った。だけど、話が進むにつれて、恭様はきっと隠そうともしていないんだなと思った。70才を過ぎているというのに、いつもの走りっぷりがとてもかっこいい。恭様の切れ切れの走りに、身のこなしは昔のまま。そういう役だからなのかもしれないけれど、独自のアドリブで、面白おかしいセリフを映画にたっぷり盛り込む、作り上げていく姿は何か昔から一つ芯の通った役者と言う仕事に対する姿勢が見え隠れ。なにもかもが、今、現在のかっこいい「柴田恭兵」だった。
娘役(彩夏)の土屋太鳳さんもとてもかわいらしくて、かっこよかった。すらっとしたモデルタイプのカッコいい女優さんが演じるよりも、土屋太鳳さんがしっかりとバイクをまたいで、さっそうと走る姿などとても良かったなと思いました。屋上で、タカとユージ、彩夏がご飯を食べた後に、ユージと彩夏が踊る。今、このひと時を最高に楽しむシーン、素敵としか言いようがない!
そして、お話の最後は、仲村トオルが扮する港署課長が、タカとユージに『1日警察署長』の承認を取る。その時だけ彼らが刑事に戻って拳銃を持ち、悪者に向かっていくというのもとっても笑えた。実際、そんなこと起こりえないけれども、これは映画のお話。この映画の中ではそんなことがあってもいいじゃないの、と言う感じで、「危ない刑事」の中なら、そんなハチャメチャがあっても話がとてもスムーズに流れる。
楽しく自由に、ハチャメチャに、こんな楽しい映画があってもいいよね!とスクリーンの中の恭様がチャーミングな笑顔を私に投げかけてくれているようでした。「危ない刑事」、面白くて楽しい映画でした!(また、見に行ってしまうかも。🥰🥰)
70才を過ぎても、スクリーンの中でチャーミングに笑い、切れ切れにカッコよく走る柴田恭兵さん、まだまだ光り続けてほしいな💗
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